中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 競馬・ボート・競輪 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【競馬・ボート・競輪】

[ボート]森高一真が優勝

2013年11月25日 紙面から

SGチャレンジカップで優勝し、仲間の祝福に笑顔を見せる森高一真=津ボートで(飯野幸雄撮影)

写真

 三重県・津ボートの「SG第16回チャレンジカップ」は最終日の24日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の森高一真(35)=香川=がインからコンマ08のトップSを決めてSG戦初優勝、優勝賞金2500万円を獲得した。ただ今年の獲得賞金額は3着に入った斉藤仁に21万1000円及ばず13位止まり。来月20日から住之江ボートで開催される「賞金王決定戦」への逆転出場はならなかった。

 SG3回目の優出で、森高が待望の初Vをもぎ取った。晴れ、無風と絶好の水面コンディションで迎えたファイナル戦。節イチに仕上がった足を武器に、トップSから1Mへまっしぐらだ。他艇を寄せ付けずに先マイを決めると、一気にリードを奪った。

 「スタートは勘通り。イチマル(コンマ10秒)前後で行ったら、まくられることはないと思った。ターンはキャビり気味だったが、そこから押してくれた」と振り返った森高。スタンドのファンの多さ、自分の勝利を期待する高いオッズを見て「いい意味でプレッシャーを感じた」と、気合十分でイン速攻を決めた。

 「SGタイトルを丸亀に持って帰れることがうれしい」。地元ファンへ大きな恩返しになるビッグタイトル奪取。SGを勝ちながら小差で逃した賞金王決定戦出場権にも潔かった。

 「これが1年の自分の成績。斉藤選手は1年を通してコンスタントに活躍していまの成績がある。そういう選手が行くべき。(斉藤は)自分みたいにラッキーパンチじゃない」と、プライベートでも仲がいいという“賞金王戦士”にエールを送った。

 実力派レーサーがそろってボート界の銀河系軍団と呼ばれる85期に誕生した5人目のSGチャンプ。「また来年、1走1走を大事に頑張らないと」と前を見据えた森高。チャレンジCを制しながら惜しくも手が届かなかった年末の大一番出場が新たな目標になった。 (横山佳彦)

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ