高校の恩師が目標。学芸大で教師を目指す
第33期生 江口郁海 (えぐちいくみ)
通塾情報
出身校 | 立川校 |
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出身高校 | 都立昭和高校 |
部活 | テニス |
タイプ | 部活動、生徒会など学校行事と両立 |
夢・目標 | 高校の国語教師 |
進学情報
受験方式 | 公募制推薦 |
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大学 | 東京学芸大学 |
学部 | 教育学部 |
──[入塾の〈きっかけ〉] 現役生だけの環境がいい!
早稲田塾に入ったのは、高2の12月。周りも受験準備をはじめたころで、母が早稲田塾の評判を聞いて私にすすめてくれた。いろいろな先輩の話を聞き、やはり現役生しかいない環境が良いと考え、早稲田塾に決めました。
スタート当初は、古典、英文法、そして「AO・推薦入試特別講座」を受講。AOは特に考えていなかったのですが、「評定はとれているから、挑戦すれば選択肢がひろがる」とスタッフにアドバイスを受け、やってみようかな、と。部活を続けながら、週6日は塾通い。スケジュール的には忙しい日々でした。
──[私の〈ハイスクールライフ〉] メンタルトレーニングに力を入れた
部活は、ソフトテニス部です。大会が毎年1月4日にあるのですが、高2のときは目標としていた結果が出せなかった。なぜ負けたのかを考え直してみると、私たちに足りなかったのは“メンタルの強さ”。自分たちには、勝ちにこだわる姿勢や気持ちがなく、ただ、テニスをやっているだけ。それに気づいてからは、部員皆でメンタルトレーニングに力を入れました。一人1冊ノートをつくり、反省点や意見を書き綴る。もちろん練習にもいっそう励み、夏休み前の引退まで、精一杯頑張りました。
──[早稲田塾での〈生活〉] 早稲田塾の目標の高さを感じた
塾で言われたことは、その通りやりました。「夏の勉強500時間」と言われれば、500時間やった。友達にその話をすると「そんなにやってスゴイ」と言われる。そこで初めて、早稲田塾の目標が、とても高いところにあるんだと気づかされた。塾生は、皆妥協しないでそこに向かっている。予習は当たり前で、授業を120%上手く使おう、という気持ちがある人ばかり。周りの人の志が高いから、自分も負けたくないって思える。早稲田塾という場にいられたからこそ、受験勉強が続けられたと思います。
──[大学・学部を選んだ〈理由〉] 顧問の先生のようになりたい
教師になりたいと思ったのは、部活の顧問の先生の影響です。とても厳しい人で、「赤の他人である先生が、ここまで叱ってくれるんだ」と驚いた。私たちを人間的に成長させてくれ、「私もこういう教師になりたい」と心から思った。「教育学部にいくなら目標を高くもとう」と、第一志望は東京学芸大学に。この先生に合格を報告したら、すごく喜んでくださった。でもその次の日からは、「ここからが大事だから」と、またいつものように叱られた(笑)。「やっぱり先生はスゴイ!」と改めて感じました。
──[後輩に〈ひと言〉] スキマ時間に単語を!
部活が忙しくて時間がない、という人は合間に単語をやろう。英単語でも古典単語でもいい。見るだけでもいい。早めに積み重ねておけば、受験期のスタートになって差が出る。「私も、もう少しやっておけばよかったな~」と、反省しているんです。
精神的に落ち込んだときは、やってきたことに自信をもつ。勉強だけではなくて、部活とか趣味とか、自分の大切にしてきたことを疑わずに信じる。そうすれば、前向きになれます。
──[将来の〈夢〉] 人を変えられる教師に
将来は、高校の国語教師を目指しています。もともと古文が好きで、早稲田塾の授業で衝撃を受けた。スゴく詳しいというか、深い。フィーリングだけではなく、単語の由来から教わり、「もっと勉強したい!」と思わせてくれました。現代文の講師も、とても知識豊富な方で、様々な角度からテーマにアプローチ。この講師のようになるのはとても大変なことだと思いますが、大学では積極的に自分から学びたい。
そして顧問の先生のように、「きちんと生徒を叱れる」「生徒を良い方向に変えられる」教師になるのが夢です。
私の「都立昭和高校自慢」
いろいろな部活があり、活動に熱心。野球部や吹奏楽部は結構強いし、顧問の先生もアツい。生徒と積極的に関わってくださる先生が多く、さまざまな面で助けていただきました。
私の「東京学芸大学 教育学部 現役合格アイテム」
部活のノート、スケジュール帳
部活のノートは、メンタルトレーニングをはじめ、合宿などの反省点を書いてあります。落ち込んだときは、このノートを見てヤル気を出していました。手帳は、夏休みの後くらいから勉強のスケジュールをつけはじめた。科目数が多いので、曖昧にやっていると偏った勉強になってしまうことに気づき、一週間のスケジュールを立てるようにしました。
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