猛省せよ！虎総帥がハッパ「世間では大失速、スタミナ切れ」

和田監督は「精神的なスタミナをつける」とチームの課題を掲げた【拡大】

　巨人と優勝争いを繰り広げた…そういう空気ではない。壇上の坂井オーナーは柔らかい表情ながらも厳しい言葉で猛省を促した。

　「今年は（昨季）５位から２位へと順位を上げたわけですが、反省しなければいけないが、世間では大失速、スタミナ切れといわれ、書かれております。チーム、フロント、首脳陣も含め、選手のみなさんも原因をオフにしっかりと考えていただいて、来季はこういったことをいわれないように頑張っていかねばならないと思っています」

　開幕から巨人に食らいつき、６月初旬には首位にも立った。８月２５日には貯金「１７」まで積み上げた。だが、その後、９月は６勝１６敗２分け。頼みの綱の西岡や福留の故障も痛恨だった、ベンチワークも裏目裏目が続き、最終的に貯金「６」で首位巨人とは１２・５差をつけられた。クライマックスシリーズ（ＣＳ）でも３位広島相手に、本拠地甲子園でまさかの２連敗を喫した。重い雰囲気になるのは当然だ。

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