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鮮やか絵入りリンゴ　弘前の業者が首相・仏大統領に贈呈へ

安倍首相らの顔がくっきりと浮かび上がった絵入りリンゴ

　青森県弘前市のリンゴ袋製造販売「佐藤袋店」（佐藤義博社長）が、安倍晋三首相の顔写真や「モナリザ」の絵などを浮かび上がらせた「絵入りリンゴ」を作り、３１日、２４個入り一箱を首相官邸に発送した。１日には、フランスのオランド大統領やベルサイユ宮殿に贈呈するため計約１４０個を発送する。
　絵入りリンゴは弘前市内の農家で栽培し、１０月下旬に収穫。２５種類、約２４０個を作った。
　特殊なシールをリンゴ「むつ」に貼って日光に当て、絵や文字を浮かび上がらせた。ことしは、白いリンゴに赤色の絵をつけた「ホワイト絵入りリンゴ」にも初めて成功した。
　佐藤社長は「紅白のリンゴでお祝いの気持ちを表した。これからもリンゴを通じて、日仏の交流を深める橋渡し役を果たしたい」と話した。
　絵入りリンゴは、農家同志の技術交流が縁で２００２年からフランス政府などに贈呈。０８年から毎年、日本の首相にも贈っている。

2013年11月01日金曜日

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