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【格闘技】

藤本京太郎が初防衛

2013年11月26日 紙面から

◇ボクシング 日本ヘビー級タイトル戦

 日本ヘビー級王者・藤本京太郎(27)=角海老宝石=が25日、東京・後楽園ホールで同級1位の竹原虎辰(35)=緑=に苦戦を強いられながらも3−0の判定勝ち。日本ヘビー級史上初の防衛に成功した。

 判定でなんとか勝った京太郎が、ファンの前で頭を下げた。

 「竹原選手は人生かけてきた。ゾンビのようだった。K−1時代に10人しか応援に来てくれなかったのに、きょうは400人が応援に来てくれた。サポートありがとうございます。自分の弱いところを強化していくので、もう少し、ボクについてきてください」

 思わぬ苦戦だった。序盤は手数とスピードでリードした。3回には連打でKO寸前まで追い詰めた。しかし、中盤以降、竹原の猛追にあい、ヒヤリとさせられる場面が再三あった。

 日本ヘビー級史上初の防衛成功。日本ヘビー級ランカーは3位までしかおらず、1位が竹原、2位が7月の王座決定戦でKOしたウガンダ出身のオケロ・ピーター(緑)。残るは3位の樋高リオ(大阪帝拳)しかいないが「ボクはもう、役割を果たした。もう1回、東洋、世界を目指したい。それに日本人は緻密で苦手。K−1時代は外国人相手が多くて、ボクの体は対外国人用にできているから」と笑わせた京太郎。今後の動向が注目される。 (竹下陽二)

 

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