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秘密保護法は「悪法」 川勝知事

(2013/11/25 19:50)

 大詰めを迎えた特定秘密保護法案の国会審議をめぐり、川勝平太知事は25日の定例会見で、「(法案は)悪法だと思っている。国家が権力を強めるという姿勢が見て取れる」と述べ、審議は不十分で今国会での採決は拙速との認識を示した。
 川勝知事は、秘密の指定期間を最長60年とし、暗号や情報源など7項目を例外的に延長を可能としている修正案に懸念を示し、「情報の所有者は国民。為政者が『都合が悪い』と、情報を永久に葬り去る可能性がある法案は基本的に誤っている」と批判した。その上で、「国民の安全に関わる法案は十分に議論されるべき。担当相らの意見が朝夕で変わる現状では、国民の不安感は払拭(ふっしょく)しきれていない」と述べ、米国など海外の規制と比べても修正案は行き過ぎと指摘した。
 ただ、川勝知事は「秘密を要するということは当然考えられる」とも述べ、情報漏えいを防ぐ規制自体は必要との考えも示した。

 

 

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