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芝生の葉や根が、枯れて腐った様な状態で層を成したものサッチといいます。 芝生を植えた年はサッチはほとんどありませんが、2年目以降はサッチが堆積し始めます。このサッチを取り除く作業をサッチングといいます。 サッチがたまると病害虫が発生しやすく、芝生の成長に良くありません。綺麗な芝生を維持するために、定期的にサッチングを行い芝生を管理しましょう。
芝刈り時の刈り残しや冬枯れした葉などが枯れて腐った状態で層を成したものを「サッチ」と言います。 芝張りした最初の年はほとんどありませんが、2年目以降はこぼれた刈り草や枯れた葉が堆積し始めます。芝生の葉は他の植物と比べ分解されにくく、表層に堆積しますので、サッチになりやすいのです。サッチがたまると芝生のトラブルの原因になるので、定期的にサッチ取り(サッチング)をする必要があります。もちろん芝生を張った年にはサッチはありませんが、2年目以降はサッチングが必要になります。最低でも1年に1回、出来れば水はけ対策もかねて梅雨前にサッチングをすることをお薦めします。
サッチは放置しておくと、通気性と水はけを悪化させ、地表に光が当たらなくなり、芝生の成長を阻害します。 通気性が衰えると、土の中の微生物の活動が少なくなり、さらにサッチが分解されにくくなろます。また、サッチは水をはじく性質があるので、散水しても表層を水が流れてしまいます。しかし、大量の雨が降るとサッチが水を含んで保水し、原菌の温床となり、藻が生えたりと様々な芝生のトラブルの原因となります。
熊手やレーキなどを使ってサッチを芝生の間から掻き出します。このサッチング作業に便利なのは金属製の熊手です。爪の間隔が変えることが出来る金属製の熊手があれば、サッチの状態にあわせて爪の間隔が変えることが出来るため便利です。先端が細く丸球加工してある金属製の熊手ですと、芝生を傷めにくいのでおすすめです。 しかし手作業でのサッチングは大変な労力が必要になります。 そのため、電動のサッチング専用マシン(電動ローンコーム)を導入すればサッチングがかなり楽になります。芝生の面積が広い場合は、手作業でのサッチングでは限界がありますので、購入をオススメします。 またサッチングをしたあとは目土入れをすると芝生の回復が早まります。
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