僕の筆がカタツムリより遅いせいで、何度も
発売が延期になっていた『食べる?』ですが、
ようやく発売の目途がつき、現在、完成に向け、
ラストスパートに入っております。
出版不況と言われる昨今なので、この本が
どれくらい売れるかは未知数なんですけど、
「あったらいいな!」と思うのに、世の中に
存在しない、食品に含まれるセシウムの本。
発売を前に、表紙のデザインが完成しまして、
なかなかカワイイ感じに仕上げてもらいました。
えぇ、僕の本とは思えないクオリティーの高さ!
僕が日頃から、どういう考え方でセシウムを
検査しているのかが、この表紙のデザインに
凝縮していると言っても過言ではありません。
新潟でコスプレに明け暮れるオッサンやら
大阪で下手クソなギターを鳴らすオッサンに
「目立ちたいから不安を煽っている!」と、
センスの欠片もないことを言われる僕ですが、
それならば、ドクロの放射能マークにした方が
圧倒的に目立つわけで、そんなデザインには
微塵もしたくありませんでした。
放射能や内部被曝に気を付けている人が、
本屋さんで気軽に手に取れるようなデザインに
したかったんです。最近はネットも主流ですけど、
買う時に恥ずかしいデザインにはしたくないので、
女性の目線に立って、デザインを考えてもらい、
こんな感じになりました。
あと、料金も1365円(1300円+消費税)と、
224ページの厚い本の割にはリーズナブル。
これも1人でも多くの皆さんの手に渡るように、
お値段の高い本にはしたくなかったんです。
もちろん、中身もこだわっているんですけど、
ここは発売されてからのお楽しみ。基本的には、
1ベクレルたりとも内部被曝したくない人たちが、
きちんと気を付けられるように構成しています。
これは、このブログの考え方と同じなんですが、
最大限に気を付けたい人たちに合わせておけば、
それより自己基準の緩い人たちは楽勝なんです。
つまり、1ベクレル以下で気を付けたい人たちに
合わせておけば、10ベクレルまで大丈夫だという
自己基準を持っている人は、もっと便利に使える。
この本でも同じく、「自分の基準」に合わせて
読んでいただけるように配慮しております。
誰かの基準に他人がガタガタ
能書きをホザくものではない!
多くの女性が「妊娠中にタバコは吸わない」と
答えているように、自分の子供に影響が出るかも
しれないものには、誰もが慎重になるものです。
女性の気持ちも考えられない独身でモテない
オッサンたちが、あれやこれや能書きをホザいて
いますけれども、万が一のことがあった時には、
責任を取れるわけでもないし、取るつもりもない。
僕にとって、モテないオッサンは、どうでもいい!
二次元の女は被曝しませんので、
心配いりません。どうぞご自由に!
もし、自分の子供が小さかったら、少しでも
安全でおいしいものを食べさせようと思うのは
当たり前の親心。「気にしない!」というのは
自由ですけど、子供は親を選べません。
放射能の問題は、これから長い間、日本人が
付き合っていかなければならない問題でもあり、
子供の世代は、生涯にわたって付き合うことに
なってしまった「負の遺産」です。
約1年半にわたり、さまざまな食品を検査しては
ブログを書いてきた僕の集大成と言える本です。
ぜひ1人でも多くの方々に読んでいただきたい!
そこで、発売前からプロモーションも兼ねまして、
全国でイベントを開催したいと思っております。
本屋さんや放射能に気を付けている飲食店を
巡りたいと思っているので、興味のある皆さん、
ぜひTwitterでメンションを飛ばしてみてください。
よろしくお願いします。