海江田氏 秘密保護法の政府案・修正案には反対11月22日 17時2分
民主党の海江田代表は、記者会見で、自民・公明両党と日本維新の会、みんなの党が、「特定秘密保護法案」の修正協議で合意した内容は、国民の知る権利を保障する観点から、問題が多いとして、政府案や修正された法案には反対する考えを示しました。
「特定秘密保護法案」を巡って、自民・公明両党と日本維新の会、みんなの党が修正協議で合意したことを受けて、民主党は、海江田代表ら幹部が国会内で対応を協議しました。
このあと、海江田氏は、記者会見し、「政府案に、民主党は反対だ。また、与党と維新の会、みんなの党との修正合意でも、『特定秘密』の公開は、60年にまで延びてしまい、明らかに後退するなど、国民の知る権利を保障する観点などから、大変、問題が多く、賛成できない」と述べ、政府案や、修正された法案には反対する考えを示しました。
また、海江田氏は、与党側との修正協議に関連して、「民主党の対案を全面的に受け入れてもらいたい。与党にすり寄るようなことはしない」と述べました。
さらに、海江田氏は、与党側が、来週26日までに法案の衆議院通過を図る方針であることについて、「もっと時間をかけて、われわれの対案を真摯(しんし)に議論すべきだ。26日の採決はあってはならない」と述べました。
みんなの党の渡辺代表「26日採決に理解」
一方、みんなの党の渡辺代表は、記者会見で「慎重に審議すべきだが、期限を区切らないのは正しいやり方ではない。法案の修正協議を通じてさまざまなことが話し合われ、国会での審議も相当な時間をかけている。与党側が提案している今月26日の衆議院通過は、十分、合理性がある」と述べました。
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