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レビュー対象商品: 偽悪者 ~トリックスターが日本を変える~ (単行本)
一昨日購入しました。帯には「『ジャーナリスト復帰中』の著者が書き下ろすトリックスター評伝」とありますが、内容は各章とも扶桑社『週刊SPA!』で連載された対談記事『革命前夜のトリスタたち』を加筆・修正して文量を倍ぐらいにしたものです。写真も同じものが使われています。しかし本書のどこにも初出である『週刊SPA!』のことは書かれていません。 これを「書き下ろし」と呼べるのでしょうか? 【書き下ろし】全くの新原稿を発表=下ろすこと。雑誌掲載されていない小説の単行本などを指していう。(朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」) 帯だけではなく、扶桑社のサイトでも「書きおろし」と説明されています。このアマゾンでも予約販売の頃は商品の説明に「書きおろし」と書かれていました。 また「評伝」と言いながら、対談者の発言とその補足説明以外は、相手の著作を読み込んだり周辺取材をしたりして書かれたと思われるの記述はほとんど見当たりません。自分語りとメディア批判と対談の感想が主な内容です。 これを評伝と呼べるのでしょうか? 【評伝】ある人物について評価を加えつつ書かれた伝記。(大辞林 第三版) 扶桑社の編集者はなぜこの本を「書き下ろし」「評伝」としたのでしょうか? 食品でもそうですが表示と中身が違えば不当表示ではないでしょうか? |
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