【北京＝島田学】中国外務省は25日、キャメロン英首相が12月２～４日に訪中すると発表した。同首相の訪中は2010年11月以来３年ぶりで、習近平政権発足後は初めて。李克強首相らと会談し、経済関係の強化などで意見交換する見通しで、多くの英国企業幹部も同行して訪中する計画だ。
英中関係は、キャメロン首相が12年５月にチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と面会して以降、悪化していた。反発した中国は英国との閣僚級の往来を原則止めていたが、今年10月にオズボーン英財務相が訪中するなど、関係改善を模索する動きが見えていた。
キャメロン、ダライ・ラマ14世、オズボーン、習近平、李克強、訪中
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