紅白歌合戦出場歌手発表　Ｅ−ｇｉｒｌｓ、泉谷しげるら９組初出場

出場歌手発表会見で毒舌をふるう泉谷しげる（中央）＝東京・渋谷のＮＨＫ（撮影・吉澤良太）（写真：産経新聞）

　ＮＨＫは２５日、大みそかに放送される第６４回紅白歌合戦の出場歌手を発表した。昨年より１組多い５１組が出演し、初出場は泉谷しげるさん（６５）、「ＡＫＢ４８」の姉妹グループで大阪を拠点に活動する「ＮＭＢ４８」など計９組。

　初出場組の会見で、岩手県在住の民謡・演歌歌手、福田こうへいさん（３７）は「（プロ野球）楽天の優勝に続く明るいニュース。被災地を元気付けるために魂を込めて歌いたい」と笑顔であいさつ。今年女性歌手らとのデュエットアルバムを発表した泉谷さんは「何の冗談か、ＮＨＫって意外と面白い。恩を売るために出てやろうと思った」と冗談を飛ばした。

　紅組では、ＮＭＢ４８の山本彩さん（２０）が「アイドルが育たないといわれている大阪でも、しっかりとアイドルは育つんだぞというアピールをできたら」と力を込めた。

　最多出場は北島三郎さん（７７）の５０回。高橋真梨子さんは２９年ぶり２回目の選出となった。

　ＮＨＫは大ヒットした連続テレビ小説「あまちゃん」の劇中歌などについて、「できれば登場させたいが、まだ決まっていない」としている。