〔外為マーケットアイ〕ドル101.91円付近まで上昇、102円手前ではオプション関連の売りも
[東京 25日 ロイター] -
〔外為マーケットアイ〕
<15:29> ドル101.91円付近まで上昇、102円手前ではオプション関連の売りも
ドルは101.85円付近。一時101.91円付近まで上昇し、6カ月ぶり高値を付けた。この日はヘッジファンド等の短期筋による執拗な円売りを受けて、ユーロ/円は一時137.98円まで上昇し、2009年10月23日以来の高値をつけた。
ただ、ドル102円手前ではオプション関連の売りがあるとみられ、102円に近づくにつれ、売買の攻防戦が激化しそうだ。
日銀の黒田東彦総裁は25日都内で開かれた「パリ・ユーロプラス」会合で講演し、想定通り物価は上昇しつつあると異次元緩和の効果に自信を示す一方、「2%目標達成は確かに野心的」と指摘、必要ならば追加緩和を辞さない姿勢を改めて示した。金融緩和の副作用についても触れ、副作用については「色々な国で議論されている」が、「短期金利が非常に低い際に経済が金融緩和を必要とすれば、非伝統的措置をとる以外方法ない」と総括。「非伝統的金融政策は副作用や(他国で資金流入を招く)スピルオーバー効果など不確定要因あるかもしれないが克服する必要がある」と述べた。 世界で初めて量的緩和政策に踏み出した日銀は「(量的緩和など)非伝統的金融政策の長所と短所を経験した最初の中央銀行」と指摘。量的緩和の結果、短期市場金利がマイナスとなる場合の「インプリケーションについては、はっきりわからない」と語った。
為替市場の反応は限定的だった。
<14:22> ドル101円後半、タルーロFRB理事「シャドーバンキングの規制強化必要」
ドルは101.85円付近で一時101.89円付近まで上昇した。この日の円売りの主役は引き続き、決算を真近に控えたヘッジファンドなど、いわゆるシャドーバンキングというカテゴリーに属する参加者だが、金融界では、シャドーバンキングに対するより厳格な規制を求める声が広がっている。
米連邦準備理事会(FRB)のタルーロ理事は22日、金融規制関係者の会合で講演し、世界の金融監督当局は投資銀行の経営が壊滅的な影響を被るリスクに対処するため、ヘッジファンドなどのシャドーバンキング(影の銀行)に対してより多くの政策手段と権限を持つべきだとの見解を示した。
タルーロ理事は、銀行が他行からの短期の資金調達に大きく依存している場合に自己資本の積み増しを義務付けるFRBの計画について、新たに詳細な内容を公表するとともに、世界的な規制強化を進めるよう各国の当局者に働き掛けた。
各国の規制当局は、銀行がレポ市場でシャドーバンキングに対して抱えるエクスポージャーについて、帳簿上で資産と負債の期間が完全に一致する場合でさえ、資本の上乗せを検討すべきだ、とした。
さらに理事は、金融安定理事会(FSB)は銀行に短期資金調達の縮小を促すため、安定調達比率(NSFR)を設定したレポ勘定の規制を盛り込むことがあり得ると説明した。また、レポ市場におけるヘアカット率は、規制対象であるかどうかにかかわらず、すべての市場参加者に適用されるべきだとした。
<13:44> ドル101円後半、週末にかけてボラティリティ上昇も
ドルは101.77円付近。引き続き株価にらみの展開。ユーロは137.82円付近で4年1カ月ぶり高値圏。
現状の株高/円安について「今週は11月最終週で、ヘッジファンドの決算があるため、彼らがこれまで保有してきた日本株ロング/円ショートのポジションを腐らせないためにも、最後の勝負に出ている可能性がある」とFXプライム取締役、上田真理人氏は言う。
こうした短期筋が株ロング/円ショートのポジションをいつまで保有するのかについて、上田氏は、週末にかけて、調整売りでボラティリティが高まる可能性があると予想する。
それでも「当面、円安トレンドは変わらないだろう。ドルが99円台まで下落すれば、機関投資家などの買いも出てくるだろう。ただ、円安トレンドが、ドル高トレンドに転換していくか否かは、雇用統計などの米経済指標次第だろう」と同氏は話す。
ドル高トレンドにスイッチした際には、当然ながら、現在数年ぶりの高値圏で推移するクロス円の下落が予想される。
<12:30> ユーロ137円後半、5度目の正直で140円の壁突破なるか
ユーロ は137.74円付近。一時137.93円まで上昇し、2009年10月23日以来、4年1カ月ぶりの高値を付けた。午前の取引では、モデル系ファンドなどを中心に、クロス円で、自動執行される円売りオーダーが市場に流入していたという。
市場は全般的に薄商いとされ、参加者が少ない中で、ボラティリティが上昇している。「まともな投資家は既に休暇モードに入っている」(外銀)との声も聞かれた。ただ、薄商いゆえに、押せば簡単に動くクロス円を中心に一部のファンド勢が色めき立っている。
ユーロ/円は「2009年に4度試して抜けられなかった140円の壁が視野に入ってきた。抜けたら青天井という勢いで(海外)短期筋が買い進んでいる」(投資家)という。ただ、「上昇のピッチがこれだけ速いと、落ちるのも速いだろう」(同)との予想もでている。
ユーロ/円は、2009年の4月6日(137.42円)、6月5日(139.26円)、8月7日(138.72円)、10月23日(138.36円)と4度137円を超える上昇をみせ、その度に140円の壁が意識された。
<11:44> ドル101.64円付近、実需の買いが押し上げの一因に
ドル/円は101.64円付近でもみあい。一時101.81円まで上昇して半年ぶりの高値をつけた。
オプション取引に絡むドル買いに加え、5・10日で実需のドル買いが入り、ドル/円押し上げの一因になったとされている。「仲値にかけて当行もドルが不足したが、他のメガバンクもだいぶ不足だったようだ」(大手信託銀行)との声が出ている。
<11:07> ドル101円後半、7月高値突破でドル買い加速
ドル/円は101.68円付近。7月の高値101.54円を突破するとドル買いが加速した。25銭刻みに控えているオプションのバリアを次々と突破して101.81円まで上昇した。大手邦銀の関係者は「102円に大きなオプションがある」と話し、102円乗せの場面で攻防が激化するとみている。
同関係者は「リスクオンが加速している」と指摘。米感謝祭翌日のブラックフライデー(29日)で年末商戦が好調にスタートしたとの見方が浮上すれば、11月米雇用統計の発表にかけてさらにドル高が進むと予想している。
<10:36> ドル101.73円まで上昇して半年ぶり高値、株堅調でストップ巻き込む
ドル/円が101.73円まで急上昇。7月8日の高値101.54円を上回って5月30日以来の高値をつけた。日経平均株価 が堅調に推移するなかで、ストップロスを巻き込んで一段高となった。仲値では実需の買いが流入した。
ユーロ/円は137.85円まで上昇。2009年10月以来の高値をつけた。
<09:41> ドル/円小幅下落、米10年債利回りの低下が重し
ドル/円が小幅に下落して101.17円付近。米10年債利回り の低下が重しとなっているが、商いは活発化していないという。日経平均株価 は100円を超す上げになっているが、「シカゴ日経平均先物の水準であり、織り込んでいる」(邦銀)という。
市場では、日経平均が堅調に推移すればドル/円は7月高値101.54円をトライする可能性があるとみられているが、前出の邦銀関係者は同値に接近するにしたがって利食いが出やすいと指摘している。
<08:49> 豪ドル0.9170ドル付近、北海ブレント先物安の影響は限定的
豪ドル/米ドル は0.9170ドル付近。北海ブレント先物や米原油先物が下落しているが、豪ドル売りの動きは限定的。
25日のアジア時間の取引では、イランの核開発をめぐり同国と欧米など6カ国が週末合意したことを受け、北海ブレント先物 は一時2ドル超下落した。
北海ブレント先物は2306GMT(日本時間午前8時6分)までに2ドル超下げて1バレル=108.51ドル、米原油先物 は1ドル超下げて93.64ドルとなった。
<08:09> ドル101.27円付近、IMMでは円売り越し幅が11万枚超に急拡大
ドル/円は101.27円付近。きょうの東京時間も日経平均株価 の推移が焦点になるとみられているが、101.50円付近ではオプション関連の売りが出やすいとされる。足元では投機筋のドル買いポジションが増加しており、利益確定売りが出やすいと警戒する向きもある。
前週末22日に米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の取組(11月19日までの週)によると、投機筋のドル買い越しが2カ月強ぶりの高水準に増加した。
ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する投機筋の取組高は、171億ドルの買い越し。金額は9月10日までの週以来の高水準となった。11月12日までの週は144億6000万ドルの買い越しだった。
通貨別では、円が11万2216枚の売り越し。11月12日までの週の9万5107枚の売り越しから売り越し幅が急拡大した。
<07:53> きょうの予想レンジはドル100.80─101.80円、株高持続なら7月高値トライ
ドル/円は101.28円付近、ユーロ/ドルは1.3553ドル付近、ユーロ/円は137.24円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が100.80─101.80円、ユーロ/ドルが1.3490─1.3590ドル、ユーロ/円が136.60─137.90円。
きょうの東京時間も日経平均株価 にらみの展開が続きそうだ。株高が持続すれば、ドル/円は7月8日の高値101.54円を上抜けるとみられている。
ただ、投機筋のドル買いポジションが膨らんでいるとされるなか、株高トレンドが一服すればドル/円、ユーロ/円とも調整圧力がかかりやすい。
前週末の海外市場ではユーロ/円が上昇基調となり、2009年10月以来の高値をつけた。予想を上回る11月IFO独業況指数や株高が追い風となった。市場では「株高が続けばユーロ/円は下がりにくいが、買われ過ぎ感は否めない」(国内金融機関)との声が出ている。米感謝祭に伴う休暇入りを前に、利益確定売りが出やすい点にも注意が必要だという。
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