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【毎日1分!英字新聞 #3390】world powers 2013_11_25
      発行部数 112,644部
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Iran Nuclear Talks Reach Historical Deal

Iran and six world powers reached a breakthrough agreement on Sunday in Geneva to curb Tehran's nuclear activities in return for limited relief from economic sanctions.

■チェック

・nuclear talks  核協議
・reach (a) historical deal  歴史的合意に至る
・world powers  世界の大国
・breakthrough agreement  画期的合意
・curb Tehran's nuclear activities  イランの核活動を制限する
・in return for  〜と引き換えに
・limited relief from economic sanction  経済制裁の一部緩和

■対訳 

「イラン核協議で歴史的合意」

イランと6ヶ国は日曜日にジュネーブで、経済制裁の一部緩和と引き換えにイランの核活動を制限するという画期的合意に達した。

■訳出のポイント

「話す」 「会話する」 という意味で基本動詞 talk は、英字新聞では「話すこと」 → 「話し合い」 → 「会議」 「協議」 という名詞としても頻出の語。

この場合は、talks と複数形で用いるのが通例です。

今日のタイトルでは、Iran nuclear talks なので 「イランの核をめぐる協議」→ 「イラン核協議」 となっています。

reach a deal と reach an agreement はどちらも 「合意する」 「同意に至る」という言い方。

deal (agreement) の前に様々な形容詞を挿入することで、表現のバリエーションをつけることができます。

そこで、タイトルの reach (a) historical deal は 「歴史的合意に至る」、本文の reached a breakthrough agreement は 「画期的な合意に達する」ということです。

名詞の power の原意は 「力」。

ここから、「能力」 「勢力」 「権力」 「影響力」 「政治力」 といった色々な "力" を表す語となっています。

また、こういった力を持った人や団体、国などを表す語にもなります。

国について用いる場合には、「強国」 「大国」 「列強」 といった意味合いになり、a world economic power 「世界の経済大国」のように使います。

したがって six world powers は 「6つの世界の大国」。

ここでは、イランとの核協議に参加している米英独仏中露の6ヶ国を指しているので、対訳では単に「6ヶ国」と訳しています。

curb は 「〜を抑制する」 「〜を制限する」 という意味の正式語。

Tehran はイランの首都 「テヘラン」 で、「イラン」 「イランの」という意味に使われます。

そこで、curb Tehran's nuclear activities は「イランの核活動を制限する」 ということです。

in return for 〜 は 「〜に対する返礼(お礼・お返し・見返し)として」という言い方。

「〜の代償として」 「〜の交換条件として」 「〜と引き換えに」 などの日本語訳が当てられる重要表現なので、しっかり確認しておきましょう。

また in exchange for 〜 としても、同じ意味になります。

今日の場合は、

in return for limited relief from economic sanctions で

「経済制裁の一部緩和と引き換えに」 ということです。

ちなみに、limited は 「限られた」 「制限された」 という意味の形容詞ですが、"全体" に対する "限られた(部分の)" →「一部の」 の意。

つまり、limited relief で 「限られた緩和」 → 「一部緩和」 ということです。

イランの核開発問題をめぐり、国連安全保障理事会の常任理事国にドイツを加えた6ヶ国とイランがジュネーブで開催していた協議で、歴史的な合意が成立したニュースです。

イランがウラン濃縮活動を制限する見返りに、経済制裁が一部緩和されるという今回の合意。

イラン核開発をめぐっては、核兵器への転用を警戒する欧米に対して、イラン側はあくまでも平和的エネルギー開発を主張してこれまで平行線をたどってきました。

今回の "歴史的合意" が、過去数十年続いてきた、同国と欧米間の緊張および対立の包括的解消に向けた第一歩となることが期待されます。

■編集後記

イランの次は北朝鮮ではないかと言われています。ところで女子ゴルフ、森田理香子が勝ちました。そしてこの一勝で賞金女王に返り咲いたわけですが、17番のイーグルパットはすごかったですね。30回打って、1回入るか入らないかというくらいに難しいパットでした。男子は松山がこのまま行きそうですが女子は最後の最後まで分かりませんね。


(裏)今週は引越しウィークで超ドタバタ。。が予想されます。


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