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【埼玉】

3500人が「さよなら原発」 さいたまで県民集会 秘密保護法案反対も

集会後、会場からJR浦和駅までデモ行進する参加者=さいたま市で

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 「2013さよなら原発埼玉県民集会」が二十四日、さいたま市の北浦和公園で開かれ、市民団体や労組などから約三千五百人(主催者発表)が参加。「人類と放射性物質は共存できない。原発を計画的に廃炉にし、再生可能エネルギーへの構造転換を強く求める」とする決議を採択した。

 集会は県生協連など二十二団体と個人六人の呼び掛けで開催。旧陸軍軍医として広島で被爆、戦後も被爆者の治療を続けてきた医師肥田舜太郎さん(96)は「もう一度原発事故が起きたら日本の国は滅びる。私の命はあと何年もないが、一緒に頑張ります」とあいさつ。ルポライターの鎌田慧(さとし)さん(75)は「原子力産業は軍需産業の企業と同じだが、軍事秘密は日米協定ですでに守られている。(政府が成立を目指す)特定秘密保護法案は市民を縛るのが目的で、反原発と秘密保護法案反対は同じ運動だ」と呼びかけた。(中里宏)

 

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