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秘密保護法案 作家らが批判11月25日 5時24分
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特定秘密保護法案に反対する作家やジャーナリストたちが24日夜、都内でシンポジウムを開き、「政権は問題の多い法案を国民がよく中身を知らないうちに通そうとしている」などと批判しました。
東京・文京区で開かれたシンポジウムにはおよそ400人が参加し、ジャーナリストの田原総一朗さんや精神科医の香山リカさんなどが意見を交わしました。
特定秘密保護法案について、自民・公明両党は26日衆議院を通過させたいとしていますが、田原さんは「官僚による恣意(しい)的な秘密指定をチェックする機関がないなど問題だらけの法案で、政権は審議をすればするほど反対が強くなると考えて、国民がよく中身を知らないうちに法案を通そうとしている」と批判しました。
また香山さんは「今回のような法案は、政府の見解と異なる危ないテーマには関わらない、口をつぐむ、という形で社会を萎縮させていく。その結果がファシズムにつながったことは各国の歴史を見ても明らかだ」と訴えました。
幼い子どもを連れて参加した男性は「法律が拡大解釈される危険性はぬぐえず、子どもたちの将来が楽しくないものになるのでは、と心配しています」と話していました。
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