祝!!!ラステームシステムズ 倒産!



ハーイ!元祖ボーカロイド、特任レポーターの初音ミクでぇす。全国のラステームシステムズの債権者、被害者の皆さんっ。今日から私が皆さんの力になってラステームの社会的責任を追及していくわよ。
皆さん、団結してがんばろうね!

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 ラステーム・システムズは平成25年6月28日に1億5,000万円の負債を抱えて倒産したのよ。
 この会社、倒産する前は今でいうブラック企業で、荒っぽい従業員の使い方をしていたし、社長の性格が悪くて、いろんな相手とケンカを繰り返していたみたいよ。

涙出ちゃった
涙出ちゃったぁ♪


 本社は新潟県の上越市っていう田舎にあったんだけど、地元でも何やってるのか良く知られていない会社だったのよ。

 経営が悪くなってきたのは平成5年頃からで、三上忠○っていう短気なワンマン社長が、見たとおりの経営感覚の全然ない人で、田舎でひっそり本業の音声合成機器の開発をしてれば良かったのに、わざわざ多額の投資をして東京に営業事務所を新設したんだけど、それだけで仕事が取れる訳ないでしょ。社長ひとりが思いつきで営業活動してるだけだったから、すぐに営業不振になっていったの。これが元で、社長が社内会合で従業員を「ボーナスなんか無いからな!バカ野郎!!」と罵倒したというのよ。

 自分の責任を人になすりつけるなんて、ひどいわね。これで従業員(といっても、10人以下だけどね)の大量離脱事件が起こったというの。これは元従業員から聞いた話で、実話よ。
 ほかにも債権者の方からはいろんな噂を聞いてるわ。ある債権者は、三上社長から実害を伴う脅迫を受けているわ。私は、債権者の味方に立てば、ラステームがつぶれて本当に良かったと思ってるわ。


 平成10年頃からはね、パソコンのCPUのアクセラレーターやデジタルアンプなどを手掛けるようになったんだけど、下の画像を見て。これが木造の本社の社屋よ!

 外装も屋根も、建造から25年近く、ほとんど手入れされなかったのよ。ラステームの製品を買った人は、本社がこんなに汚いとは思わなかったでしょ。この本社で製品の開発と製造をやっていたんだけど、デジタルアンプがブームになってからは、技術部門は台湾への外注に傾倒していったそうよ。
 ラステームは今回の倒産の原因が「東北・関東大震災による売り上げの落ち込み」だって言い訳してるけど、新潟県の会社がなんで東北と関係あるのかなあ?デジタルオーディオのファンの皆さんも、あのときの震災の後はオーディオ製品を買うのをちょっとためらったかも知れないけど、全部のオーディオメーカーが倒産したわけじゃないでしょ。やっぱりラステームの倒産は慢性的な営業不振とか、台湾の業者の不満を買ったとか、ほかに理由があったに違いないと思うわ。

 上の画像には、廃材処分業者が本社の資材を持ち出してるところが写っているわ。パソコンや測定器もあったわ。

 本社が一番よく見える西側の県道からは、数年間ずっとこんな風景よ。なにこれ?社名の文字は会社の顔なのに、ケヤキの木が邪魔で読めないじゃないのぉ。




こわいよ〜〜〜お

 下の画像を見て。
 これは、ラステームの関連企業で、オーディオ製品やLEDディスプレイを販売していたコムファディオの跡地。
(東京都千代田区外神田3-8-15 佐藤ビル 1F
 コムファディオの負債は、1,500万円

 秋葉原といっても、こんな怪しい場所でポツンと店舗を出していたのよ。
 私じゃ、近寄れないわ。


これに対して、コムファディオが営業していた頃の画像はこれ ↓ (でも、怪しくて入れない度97%は同じ!)
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000512744/SortID=16318459/ImageID=1614168/
 


しゃきっ! まだまだ追求するわよ。

 本社資材の処分の様子を、わたしはじっと見ていたの。そしたら数日経って同じ物がインターネットオークションで次々に出品され始めたのよ!!




 ← オークション出品物の画像
 
 驚いたのはこれ!あの日に搬出されたオシロスコープじゃないの!
 (画像はダウンロードして拡大表示できるわよ。)


← オークション出品物の画像

 納斯騰姆(台湾表記で、ラステームはこうやって書くの。)
 中国語で「ラー」って読む漢字は沢山あるのに、どうして「ナー」って読む「納」を使ってナースーテンムーと読ませているのかなあ?

 これが決め手で、ラステームの本社の廃材がオークションに出品されたことがハッキリしたわ。

 興味深いのは、2012年に50個購入した部品が倒産時に余っていたことから、それだけ売れ行きが悪かったといえることね。

倒産後も残る台湾のラステームHP 
http://www.rasteme.com.tw/about_c.html

← オークション出品物の画像

 しかし、ひどい見た目のデジタルアンプ!
 安っぽくて、プロの製品とはとても思えないわ。

 まるで、工業高校の文化祭の出し物みたい!


ふっふっふっふっふっ・・ このほかにも、ラステームが販売したアンプ製品、LED制御基板、和風LED照明器具など、それからICソケット、半導体デバイス、半田こて、測定器、電線、部品棚、作業台、製品の半完成品や特定顧客向けの開発製品(○報館 レース案内システム やU○EN DP-20001っていう顧客の実名入りの製品も!)まで出品されていたのよ。本社から搬出されたときは段ボール箱に入ってたから見えなかったけど、開発や保守に欠かせない物品までもが処分されたということね。

 半導体デバイスとかは、特に価値がある(トライパスのパワーアンプもあったんだろな)と思うけど、従業員が持ち逃げしたか、電子部品の業者が来て買い漁っていったんだと思うよ。

 これで本社の資材のほとんどが産廃処分業者に渡って、オークションで一般消費者に販売されたことで、ラステームの今までの事業が継続される見込みはなくなったと言えるわね。


すっきり! ちょっと前に法務局で企業登記簿の写しを発行してもらったんだけど、まだラステームが解散したとかは登記されてなかったわ。発行可能株式総数800株、発行済み株式数290株、監査役 池森シ○江が平成22年7月に辞任して三上愉○匡が就任した、などとなってるわ。

 次に企業登記簿から代表者の住所を割り出して、今度はその住所の不動産登記簿を取ったのよ。
 これも詳細を公開してもいいけど、ショッキングな内容なので、一部だけ教えるね。

 三上忠○の居宅の建物は平成9年に約5,000万円(建坪から推定)で新築されたものだけど、土地と建物で合計約6,000万円のローンが組まれていて、社長と妻が連帯保証人になっているのを発見した時は、顔の贅肉が剥がれ落ちる程の快感だったわ。

 居宅の土地と建物は、ほとんどが差し押さえを食らってるということから、月々のローン返済(金利3.4%、返済期間30年と試算して約27万円/月)ができなくなったということね。更に、三上忠○は土地、建物を担保に個人名義で信用金庫から融資を受けていたことも判明したわ。
 個人でこれだけの経済的打撃を受けたら、夜逃げか破産の可能性が高いと思うわ!金融業のブラックリストにも登録されてることだろうし、60歳目前の年齢になって、本人にいくらその気があっても、これから会社を興すのは無理ね。これで、
ラステームの事業が再建される可能性は完全に消滅した
と思うわ♪。


 さあ、第二弾のニュースが出たわよ! 上越タウンジャーナルという地域情報サイトで、 上越市中郷区の音響機器メーカー「ラステーム」が破産 という記事が掲載されたので読んでみてね。
6月28日の倒産のニュースは信用調査会社の発表だったけど、今回は官報みたいね。倒産に至った理由が、前よりもリアルに伝えられているわ。

 更に、翌日には日刊新聞「上越タイムス」に倒産の記事が掲載されてビックリ!
(画像はダウンロードして拡大表示できるわよ。)


上越タイムスさん、これからも頑張ってね!


「OEM生産の落ち込みから借入金を返済する目処が立たなくなり、今回の事態となった。」と記事にはあるんだけど、倒産後も残る台湾のHPを見ると、

・ 本社は景気の波に関係なく毎年実験設備とハードウエア、ソフトウエア研究開発に豊富な資金を投入
・・・・とか、

・ 「今年」で創業25周年を迎え、日本一の座から世界進出・・・、などといった真逆のハッタリ文句が並んでるのよ。

 来年に創業25周年を祝うどころか、逆に倒産祝いの花輪がWEBに献上されるなんて、面白い結末だったわ〜♪♪

 でもさぁ、素人騙しのブラインドテストなんて何が信用できるの?順位なんて始めから決まってるのよ。ラステームは主催者に金を渡して順位を上げてもらったんだと思うわ。


 本社の廃材がインターネットオークションで出品されている状況の続報よ。
 今、多数の新しい出品物が出ているのを確認したわ。
 今回は、未使用のプリント基板が多いんだけど、その中に「○ンエス電気」という東京都区内のプリント基板のメーカーが読み取れるものがあるわ。
 ラステームの製品に愛着のあるユーザーのお兄さんは、この会社へ行って基板のCAMデーターや、フィルム、シルクスクリーンをできるだけ多くもらってくるべきだわ。こういう物品こそ、オークションに出品する価値があるというものよ。
 詳細はあとでね。


倒産後も残る台湾のラステームHPに、台湾営業所のフェイスブックがあるのよ。
これを見て。

 その中に、2011年11月3日 Our website is going to be finished. Please come here more often and you are going to get the updating info. という記述があるわ。

 今後、台湾営業所サイトの完全な閉鎖だけでなく、何かが起こると思うわ。

 それから、フェイスブックでこんなやり取りがされているのよ。

ユーザーからの最近の投稿(11月24日現在)

>Andrey Mikhailov
What happened with UDAC32RD? Cannot find it anywhere... (←ラステームが倒産して慌てふためいている様子。)
7月4日 18:19

> Digi Gugu  (← これは台湾営業所スタッフの名前)
gun bah deh!!!
1月28日 1:34

どう見ても日本人でないユーザーの質問にgun bah dehなんて、ふざけた対応を取ってるところが三上社長譲りだわ。
誰か投稿してあげて!


 債権者、被害者の皆さーん。
 三上社長の居宅が競売開始決定になってるのよ。

 担保不動産競売開始決定とは?
住宅ローンの延滞を解消できないまま何もしないでいると、担保不動産の地域を管轄する地方裁判所から特別送達で「担保不動産競売開始決定」と書かれた通知書が届きます。 この通知は債権者からの競売申し立てに基づき裁判所が競売手続きを開始するとともに不動産の差し押さえをしたという意味です。 差し押さえの事実は不動産登記簿にも記載されるため第三者にもそれが解るようになります。 その為この通知が届く頃には競売屋などが押しかけてきます。 隣近所にも競売に流れたことが知られてしまうでしょう。 この通知が届いてから早くて半年、遅くても大体一年以内には第三者によって不動産は落札されてしまいます。 その後は落札者によって強制的に立ち退かされてしまいます。無論立ち退き料なども払われることはありません。 また競売は任意売却に比べ落札額が低いため、多くの借金が残る事にもなります。
 皆さんの御協力で、「ラステーム 倒産」の検索結果の最上位にこのページが表示されるようになったわ!

 どうもありがとう!!

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じゃあ、また新しい情報が出たらここに掲載するから、楽しみにまっててね!
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