楽天の同僚マギーがマー君に太鼓判　「あいつはロックスター」と称賛

　マー君はロックスター？　今オフにもポスティングシステムでのメジャー移籍が濃厚とされている楽天・田中将大投手（２５）について、楽天の同僚ケーシー・マギー内野手（３１）がメジャーでの活躍にも太鼓判を押したと、ヤンキースの地元紙デイリーニューズ（電子版）が２３日に報じた。

　同紙によると、マギーは田中のことを「ロックスター」と表現し、今季２４勝０敗、防御率１・２７の成績を残し、投手部門のタイトルを総ナメにした２５歳の右腕を称賛。田中がマウンドにいる時は、サードを守るマギーの守備機会がほとんどなかったというエピソードも紹介し、「打球が飛んでこないのでつまらない」との冗談交じりのコメントも伝えた。

　メジャーでも５年プレーしたマギーは、今年の日本シリーズで田中が１６０球投げた翌日にも登板したことについてはコメントを避けたものの、田中のタフさは実感している様子。この１年を見て、メジャーでも中５日のローテーションを問題なく守れるとの見解を示した。

　ポスティングシステムの新制度はまだ固まっていないが、田中のメジャー移籍が実現した際には、日本語が通じない新しい捕手とのコミュニケーションを強いられるだけに、マギーは同紙を通じて「うまく適応しないといけない」とアドバイス。しかし、総合的に見て田中は日本一の投手であり、メジャーでも十分に適応できるだろう、と活躍を予想した。