蹴球探訪
2人の恩師が語る柿谷曜一朗(11月18日)
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【大リーグ】ヤンキーズ、FAのマキャン捕手と合意 “打てる捕手”に5年総額85億円2013年11月25日 紙面から マキャン取ったどぉ〜。ヤンキースが23日(日本時間24日)、今オフのFA市場の目玉選手の一人、ブライアン・マキャン捕手(29)=ブレーブスからFA=と5年総額8500万ドル(約85億円)で契約合意に至った。AP通信をはじめ、米複数メディアが、関係者の話として報じた。ヤ軍にとっては待望の“打てる捕手”で、来季の巻き返しに向けた補強でまずは成功を収めた格好だ。ただ、ヤ軍が今オフ中に取り組まなければならないチーム編成上の課題はなお多く、キャッシュマンGMも安穏とはしていられない。 マキャンはメジャー通算9年で生涯打率2割7分7厘、176本塁打、661打点を誇る強打の捕手。今季も右肩手術明けで戦列復帰は5月に入ってからだったが、出場102試合で20発&57打点をマークした。左打者で右翼が狭く、同フェンスが低いヤンキースタジアムならば、本塁打数が飛躍的にアップすることも考えられる。 “打てる捕手”は今オフのFA市場で引っ張りだこだったが、当初から資金力のあるヤ軍などが優勢と報じられていた。契約には19年のオプション(年俸15億円)も付いており、事実上の1億ドル(100億円)契約だった。 ヤ軍にとってはアキレスけんが一つ減ったことになる。正捕手のラッセル・マーティン(30)がFAでパイレーツに移籍した今季、ヤ軍は正捕手を固定できずに苦労したからだ。 抜てきしたメジャー6年目のフランシスコ・セルベリ(27)はものになりかけた4月末に右腕骨折で戦線離脱。8月には禁止薬物使用発覚で50試合の出場停止処分を受け、今季を棒に振った。 セルベリの負傷離脱以降は、ベテランのクリス・スチュワート(31)と、メジャー2年目のオースティン・ロマイン(25)の併用となったが、前者は打率2割1分1厘、後者は同2割7厘と打撃で振るわず、強打線にあって完全に“穴”となっていた。 だが、マキャンは前述通りで打撃が売り。リード面でも、今季のチーム防御率(3・18)が全30球団中トップだったブ軍投手陣をけん引した実績が光る。マキャンはブ軍からクオリファイング・オファー(QO)を受けており、ヤ軍は来年6月のドラフトで1巡目指名権を譲渡することになったが、それでも手に入れたい戦力だった。 今季は地区同率3位に沈んだヤ軍。巻き返しに向け、打てる捕手獲得は今オフの補強ポイントの一つだったが、まずは満点の滑りだしを見せた。 PR情報
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