- [PR]
国際
自衛隊「東北魂」で最大の救援活動 比セブ島に本隊、高度医療可能に
【ダンバンタヤン(フィリピン中部)=吉村英輝】台風被災地救援のため艦船3隻でレイテ島沖に到着した自衛隊の国際緊急援助隊本隊は24日、護衛艦「いせ」から大型輸送ヘリコプターで、医療チーム8人と機材をセブ島北端のダンバンタヤンに送り込み、被災地での活動を始めた。
本隊の到着で、酸素吸入器や点滴を使った高度な治療が可能になり、自衛隊の海外派遣としては過去最大規模の救援活動が本格的に動き出した。
医療チームが乗った輸送ヘリのCH47は、牧草地につくった臨時のヘリポートに午前11時ごろに着陸し、住民約500人が手を振って出迎えた。隊員は、すでに現地入りしていた約10人と合流し、車で5分ほどの学校施設に移動。建物内にシーツで区切った診察室3部屋を設営した。
このニュースの写真
関連ニュース
- [PR]
- [PR]