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インテル株が約5%安、モバイル端末向け半導体の利益率に懸念

2013年 11月 23日 02:50 JST
 
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[サンフランシスコ 22日 ロイター] -22日の米株式市場で米半導体大手インテル(INTC.O: 株価, 企業情報, レポート)の株価が下落している。市場でインテルのモバイル端末向け半導体の利益率に関する懸念が出ていることが背景。

米株式市場午後序盤の取引で、インテル株は前日終値比約5%安の23.97ドル近辺で推移。一時は23.92ドルまで下落した。

インテル幹部は前日の投資家向け説明会で、スマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)やタブレット端末などの急速な需要拡大による影響を過小評価していたことを認め、クルザニッチ最高経営責任者(CEO)は、受託製造事業を拡大しタブレット端末向けの半導体を開発する計画を明らかにした。

ただ一部アナリストの間では、インテルは高速通信「LTE」に対応したモバイル端末向けの半導体市場を席巻できるほどの技術は持っていないため、こうした動きで利益率が悪化する可能性があるとの見方が出ている。

JMP証券のアナリスト、アレックス・ガウナ氏は、モバイル端末向け事業の粗利益を維持するための新たな対策が必要だが、前日の投資家向け説明会ではこうしたものは示されなかったと述べた。

 
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