【ワシントン=共同】米航空宇宙局(NASA)は15日、日本のH2Aロケットで2014年初めに打ち上げ予定の全球降水観測計画「GPM」の主衛星を米メリーランド州のゴダード宇宙飛行センターで公開した。今月中に鹿児島県の種子島宇宙センターに向けて航空機と船で輸送される。
GPMは主衛星と8基の副衛星を組み合わせ、地球全体に降る雨や雪の95%を3時間ごとに観測できるようにする国際プロジェクト。天気予報の精度向上や豪雨、洪水対策に役立つと期待される。NASAの担当者は「フィリピンを襲ったような巨大台風の被害防止にも応用できるかもしれない」としている。
主衛星はNASAと宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で開発。重さ約3.9トン、高さ6.5メートル、太陽電池パネルを広げると幅13メートルにも達する大型衛星だ。
JAXAの小嶋正弘プロジェクトマネジャーは「日本が開発した新型センサーは、強い雨だけでなく弱い雨や細かい雪まで捉えることができる。発展途上国の災害対策に貢献したい」と話している。
NASA、GPM、ゴダード宇宙飛行センター、衛星
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