元モー娘。新垣里沙が見せた“女優の才能”
2013年11月24日 11時00分
元「モーニング娘。」の新垣里沙(25)が“難役”へのチャレンジ成功で女優としての評価が急上昇している。
新垣は19日、都内で行われたグループ卒業後初の主演映画「とびだせ新選組!」(30日公開)の試写会舞台あいさつに登場した。
作品は現代にタイムスリップした幕末の志士「新選組」と新垣が演じる劇団員らを巻き込んだコメディータッチのSF青春ムービー。
新垣は「印象に残っているのは(新選組の)沖田総司に扮した時にかぶったちょんまげカツラのシーンです」と笑顔を見せた。劇中では新選組の近藤勇(永澤俊矢)が湘南・藤沢の水着ギャルに鼻の下を伸ばすシーンが笑いを誘う。
これだけでは、よくある設定のコメディーアイドル映画――と思いきや、実はある強烈な“スパイス”が映画には隠されている。何と「北朝鮮による拉致問題」を作品の裏テーマとして盛り込んでいるのだ。
北朝鮮が裏で糸を引く「国際平和財団」がタイムスリップした「新選組」を操り、拉致問題解決に尽力する政治家を暗殺しようとするのだが、直前でもくろみが暴かれる。逆に財団のトップが天誅を下される、といった痛烈な皮肉が印象的なシーンとなっている。
政治的なメッセージも込められているが新垣は見事に笑いとシリアスを熱演。野伏翔監督は「彼女は非常に勘どころが良かった。女優としての才能を十分に見せてくれた。今後、絶対に伸びますよ」と太鼓判。また、別の映画関係者は「地味な印象が逆に役者向き。味のある女優として伸びてくれば面白い」と指摘した。
新垣は「正義を貫く男」の新選組について「昔の人たちはかっこいい。あんなに重い服を着て戦うのは大変なのに」とほれぼれ。この映画から社会派女優としての道が開けるかもしれない。
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