女優の山口智子(49)や杉本彩(45)、藤原紀香(42)、キャスター山岸舞彩(26)らを輩出した「東レ水着キャンペーンガール」が前代未聞の事態となっている。22日、東レが2014年度の専属モデルに選んだ森友里恵(20)の起用中止を発表。理由は「事務所移籍トラブルが発生したため、活動を円満に遂行することが困難」としているが、女性タレントの登竜門で一体何が起きたのか。舞台裏を徹底追跡した。
1981年にスタートした名門キャンペーンガールが33年の歴史で初の空位となる騒動に見舞われた。
東レは22日、マスコミ各社に2014年シーズン(13年9月~14年8月)の水着キャンペーンガールに決まっていた森の起用を中止すると発表。10月31日の発表から1か月もたたない降板劇は前代未聞なだけに、一部では森の男性問題や素行不良説なども噂されたが、原因について東レは「キャンペーンガール採用を決定した所属事務所において、本人の移籍問題に関するトラブルが発生した」とした。14年はキャンペーンガールなしで宣伝活動を行っていくことになった。
森はT167・B83・W58・H83のボディーが自慢の現役女子大生モデル。お披露目記者発表では「藤原紀香さんみたいな人になりたい。いつか共演できたら…夢みたい」と期待に胸をふくらませていたが…。
東レ広報部によると、19日にキャンペーンガール採用時の所属事務所「ニュースプロモーション」側から「ウチのほかに森の所属契約を主張する『ニューパワー』という事務所が現れ、トラブルになっている」と連絡があり、協議した結果、起用中止を決めたという。
「ニュース――」の小林英雄社長は22日、本紙の取材に「森に対して言葉巧みに『ニューパワー』が移籍を持ちかけ、本人もわからないうちに乗ってしまった。残念。こちらには森との契約書もありますし、二重契約ということになります」とコメント。
これが事実なら、完全に「ニューパワー」側に非があるが、同社の担当者は「森と『ニュース――』との間に契約書は事実上存在していない」と、移籍は正常に行われたと主張。詳しい経緯については「現在状況を整理している最中なので…」と口を閉ざしたものの、森のブログなどを見る限り、現時点で同社の“支配下”にあることは間違いないようだ。
将来、人気タレントとなる可能性を秘めた金の卵だけに、双方の主張は真っ向から対立している。一体なぜこんなことになったのか?
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