最近まで、プールが苦手だったのですが、
久しぶりに入ってみたら、温水プールって、
思ったより温かくて、少しだけ克服できました。
さて、今日も流通している食品のセシウムを
検査しまして、その結果をお知らせいたします。
今回、検査をしてみた商品は、こちらです。
岩手県産の南部小麦粉。
かなりこだわって作られている小麦粉ですが、
悲しいことに、こだわって作っている商品ほど
汚染されている可能性が高いのが現状です。
僕は、全国の子供や美女には、できるだけ
気を付けていただきたいと思っているのですが、
Twitterで文句を言うだけのオッサンには微塵も
興味がありませんので、「大丈夫だ」と言うなら、
つまらん御託を並べる前に買い占めてほしいと
思うんですけれども・・・。
小麦粉は比較的汚染されやすい商品のため、
汚染された土地で作られたものは、セシウムが
検出されることがわかっています。参考までに、
こちらの商品は、このようになりました。
(※クリックすると、拡大できます。)
セシウム134が、0.24ベクレルの検出。
セシウム137が、0.37ベクレルの検出。
合算で、0.6ベクレルの「検出」となりました。
小麦粉の汚染としては、わりと低めの結果です。
しかし、微量に汚染されているのが現実なのです。
普通の市民測定所では不検出になるレベルかも
しれませんけれども、ゲルマニウム半導体を使い、
検査をすると、このような微量の汚染も確認でき、
注意することができます。
(※クリックすると、拡大できます。)
全国の科学好き変態の皆さんにスペクトルを。
やはり、「ほんのりと汚染されている」という
世の中になってきているようです。これくらいの
濃度を心配するかどうかは、個人の判断ですが、
子供に食べさせるものに、あえて汚染されていると
わかっているものを使う必要はないと思います。
12月24日には、745品目にわたって検証した
食品のセシウムデータを集めた本を発売します。
どの食材に気を付けるべきか、データとともに、
知っていただこうと思っております。