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【ゴルフ】

森田理香子 64で圧巻奪取

2013年11月24日 紙面から

15番、バーディーパットを決め喜ぶ森田理香子=エリエールGC松山で(横田信哉撮影)

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◇大王製紙エリエール<第3日>

 ▽23日、松山市、エリエールGC松山(6442ヤード、パー72)▽晴れ、気温14・1度、風速2・7メートル▽賞金総額1億円、優勝1800万円▽56選手(うちアマ5人)▽観衆5711人

 前週賞金ランクトップを奪われた森田理香子(23)=リコー=が現1位の横峯さくら(27)=エプソン=との同組直接対決で圧勝。9バーディー、1ボギーのコースレコード64という圧巻の内容で通算12アンダーに伸ばし、首位に立った。シーズン4勝目でランク再逆転を目指す。さくらは通算8アンダーで5位。首位に2打差の10アンダー2位に上田桃子(27)、9アンダー3位に不動裕理(37)ら2人が続いている。

 モリコ、お帰り! 今季前半戦で圧倒的な強さを見せた森田が、ようやく戻ってきた。一気に8つスコアを伸ばし、今季4勝目に大きく前進した。

 「久しぶりにいいゴルフができた〜」と、上機嫌でインタビュールームへの階段を上ってきた。顔には、喜びとともに安堵(あんど)感も浮かんでいた。夏場から不調に悩み、独走してきた賞金ランクも前週、ついにさくらに首位を明け渡した。それだけに、やっと周囲の期待にこたえることができた、という感覚があったのだろう。

 出だしから3連続バーディー奪取の快進撃だった。5メートル、8メートル、3メートル。微妙なラインを読み切って沈めた。5番パー5では残り210ヤードを5番ウッドで6メートルに2オンさせ、イーグル逃しのバーディー。勢いは止まらず、9番からは再び3連続バーディー。15番ではさくらが先に20メートルのパットを沈めた直後、15メートルを入れ返してギャラリーを大いに沸かせた。16番は3パットボギーにしたが、すぐに17番で9つめのバーディー。コースレコードを塗りかえた。

 「(さくらとの同組は)意識したけれど、こういう展開になるってことは、私にもまだ頑張れってこと。きょうはギャラリーさんにも喜んでもらえたと思うし、私自身も楽しいです」。優勝して、さくらが4位以下ならランク再逆転で最終戦へ。サンデー・アヤコの異名をとった師匠・岡本綾子の目の前で、最終日は「サンデー・モリコ」のスパートを披露する。 (月橋文美)

 

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