映画
シーズン3ではさらなる混沌が!「ウォーキング・デッド」ノーマン・リーダスが語る
東京ウォーカー(全国版) 2013年2月26日 15時35分 配信
2010年にシーズン1(6話)が放送されるや全米で大ヒット、その後に全ベーシックケーブルチャンネルで放送され、史上最高の視聴率を更新し続けている人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」。本作で活躍しているダリル・ディクソン役のノーマン・リーダスがプロモーションで来日。単独インタビューで、最新シリーズの見どころやダリルというキャラクターについて聞いた。
――シーズン3に突入した「ウォーキング・デッド」ですが、今後のストーリーのなかで、ご自身が注目している部分はどんなところですか?
「シーズン3は、混乱状態の中での死、というのが出てきて、とにかくパニックという感じ。シーズン1は、ゾンビが出てきてみんながパニックになったけど、シーズン2では、逆にゾンビに少し慣れ、どうあしらえば良いかわかってきた部分がある。そしてシーズン3の後半には、シーズン1の時のようなパニックと恐怖がまた戻ってくるんだ。それは、ゾンビに対してだけでなく、他の人間に対してもね。その恐怖心の負のエネルギーや、みんなが右往左往している雰囲気、そういうところを自分は気に入ってるよ(笑)」
――役柄のダリル・ディクソンのプロフィールには、“短気で暴力的”とありますが、ドラマでは他人思いな部分が垣間見えたり、兄であるメルル・ディクソンの幻に抗ったりと、とても人間的で魅力的な部分を感じることができます。役を演じるうえで、注意しているところはありますか?
「ダリルを演じるうえでは、“心に傷を持っている”という部分を出したかった。ダリルは喧嘩っ早いという設定なんだけど、喧嘩っ早い性格というのには、色々な理由があると思っていて。たとえば誰かを守るために喧嘩をしている人、コンプレックスがあって、タフさを演じたいから喧嘩をする人、何かに怒り狂っているから喧嘩をする人。そんななかで、ダリルは喧嘩しないとサバイバルできないという性格なんだ。演じるうえでは、『俺はタフな野郎なんだぜ』という演じ方はしたくなくて。ダリルはどちらかというと心が壊れていて、もろい部分があるから、どういうふうにしたら自分らしさが出せるのかわからなくて、“短気で暴力的”な性格になっているんだというところを出したかったんだ」
――演じていて面白かった部分はありますか?
「なぜ、ダリルはリックら仲間たちと行動しているのかというところで、自分なりに理由を見つけなくてはならなくて。というのは、他の人は、みんなと一緒にいた方が生存率が高まるという理由があるんだけど、ダリルはわりと何でも自分でできるから、わざわざみんなと一緒にいる必要性がないんだよね。たとえばソフィアがいなくなった時は、リックが計画を立てて探そうとしたけど、ダリルは一人で探す方がやりやすかったはず。なのに、なんでみんなと一緒にいたかというと、誰かに頼られるということを知ったからなんだ。そこから、自分らしさ、人間としての本当の姿を見出すことができた。それは、兄のメルルがいては生まれなかった部分なんだ。良い自分というのが見つけ出せたのは、皮肉にも、あんなゾンビになってしまってからなんだけど。兄がいた頃は、ドラッグをやったり、人種差別的な発言をしたりという弟だったけど、とにかく兄と離れることによって自分らしさというのを出すことができたんだ。それは、役者としても演じていて面白かった。今後、メルルが再登場するということなんだけど、自分がどっち側につくのかという葛藤も出てきて。自分としては、悪魔が涙を流すような、天使が悪事を働くような、そんな演技を目指しているよ」
――ドラマではゾンビがウヨウヨ歩く恐ろしい世界が描かれていますが、もし、ドラマのようにサバイバルしなければならない状況になったとしたら、あなたはどんなものを所持していたいですか?1つ教えてください!
「それは息子と猫、どちらか選ばなくてはいけないということ(笑)?うーん、どちらかは選べないよ!」
――東日本大震災では被災地を支援してくださりましたが、被災地へどのような思いを持っていますか?
「日本には友達も多いので、みんな大丈夫なのか、その友達の家族や親戚もみんな大丈夫なのかと心配で。誰でも心が痛む部分はあったと思うんだけど、自分自身、日本に住んでいたことがあり、思い出もあるのですごく心が痛んだ。母は千葉の本大久保に住んでいたこともあり、私より多くの友達がいるので、彼女も本当に心配していたね。日本には特別な思いがあるので、できるだけ支援したいと思っていたんだ」
ノーマンは、、ロバート・レッドフォード監督による歴史映画『声をかくす人』(10)など、多数の人気映画への出演経歴があるほか、レディー・ガガの「Judas」のプロモーションビデオに起用されて脚光を浴びるなど、女性を中心に日本にも数多くのファンを持つ俳優だ。今回のインタビューでは、役柄とは正反対の穏やかさで、ゆっくり、気さくに語ってくれ、最後にはウィンクのサービスも(!)。優しさあふれる表情が印象的だった。
未だかつて見たことのない衝撃のサバイバルパニックドラマ「ウォーキング・デッド」は、シーズン3を2月26日(火)からFOXで放送予定だ。今回、ノーマンが語っていた“さらなるパニック”とはどんなものなのか?人間模様にも変化はあるのか?新たな展開に手に汗握ること間違いなしだ。【取材・文/平井あゆみ】
■「ウォーキング・デッド」シーズン3の前半(第8話まで)は2月26日(火)からFOXで放送(毎週月~金曜23:55~24:55 ヨルオビ!)。後半(第9話以降)は3月下旬から同チャンネルで放送予定
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