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徳洲新聞ニュースダイジェスト

徳洲新聞PDF版

徳洲新聞2012年(平成24年)11/26 月曜日 NO.853 過去のダイジェスト

湘南鎌倉総合病院
JCI認証を取得
国際的な医療施設として評価

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)は10月27日、国際的な医療施設評価機構JCIの認証を取得した。同認証の取得は国内では4病院目、徳洲会グループでは初めて。世界基準で医療の質と安全性を担保するのが狙い。同院職員は喜びに沸く一方、早くも3年後の更新日に向けてカウントダウンを開始、次回審査をクリアするため改善を推進中だ。


「本気にならねば取得できない」

湘南鎌倉病院のJCIプロジェクト中心メンバーは11月6日、徳田虎雄理事長にJCI認証の取得を報告した。職員の顔はこれまでの厳しさから一転、誇らしさと達成感にあふれ、徳田理事長も満面の笑みで職員をねぎらった。

JCIとは、医療の質と安全性、その継続的な改善手段を評価する国際的な医療施設評価機構をいう。同機構が規定する14カテゴリー・1220の判定項目に沿って審査が行われ、その90%以上の項目が審査基準に適合していないと認証されない。病院での実地審査があり、院内業務にかかわる外部委託業者も含めた全病院スタッフが、院内の方針と手順を理解し実施していることがJCI取得に求められる。

JCIは取得条件が厳しいだけに、世界では医療施設の質を保証する指標とされているが、日本ではまだ浸透しておらず、取得した病院は湘南鎌倉病院を含めた4院のみ。

JCIプロジェクトの中心メンバーは、徳田理事長に認証取得を報告。どの顔も誇らしげな笑顔にあふれていた

JCIプロジェクトの中心メンバーは、徳田理事長に認証取得を報告。
どの顔も誇らしげな笑顔にあふれていた

ゼロから再スタート

同院がJCI取得に向け動き出したのは2年前。まず規定の1220項目を網羅した各種方針と手順を院内規則として文書化した。しかし、当初は文書自体もその準拠率も不十分で、今年1月に受けたコンサルタント会社による簡易審査では「ほぼ0点」という厳しい評価を受けた。

同院は「このままでは認証されない」という強い危機感から、3月末日にJCIプロジェクトを再スタート。この時点で本審査まで約半年と迫っていたが、全職員の1割にあたる140人をプロジェクトチームのメンバーとして巻き込んで、新たな手順書作成に着手した。

そして、「大切なのは目的と情報の共有」を合言葉に、JCI取得の意義や各手順順守の必要性、その時点での準拠率などあらゆる情報を、朝礼や各種会議、メーリングリスト、独自作成の想定問答集などを通じ、繰り返し全スタッフに発信した。「アナウンスを繰り返すうちに院内のモチベーションは高まり、たとえば各種カルテ記載率などが目に見えて改善していきました」(図)と、同院の海老澤健太・JCI事務局員は振り返る。

本審査は5日間かけ、手順書どおりに診療が行われているかを確認。時に抜き打ちで「なぜその手順で行うのか」といった質問が審査員から出された。一般職員だけでなく、同院の管理責任者である鈴木隆夫・沖縄徳洲会専務理事(徳洲会副理事長)も、診療・管理について多岐にわたる質問に回答した。

JCIは3年ごとに更新審査があり、更新時は初回より審査内容が厳格になる。鈴木・専務理事は、「JCIは取得だけでなく、その維持が難しく、職員の作業量やコストも膨大です。それでも、世界基準で医療の質と安全性を担保することは、徳洲会をここまで育ててくれた患者さんへの恩返しだと思います」と、取得の意義を強調。

今後、JCI取得に取り組む病院に向け、権藤学司・JCIプロジェクトリーダー(同院副院長)は、「JCIは全職員が本気にならないと取得できませんが、リスクアセスメントや品質改善の手段など学べることは多いので、ぜひ取得を目指してください」とエールを送る。

入院時アセスメント・カルテ記載率の推移

徳之島天城町にGH
ゆいの家竣工祝賀会

「畳の間もつくったので気軽にお立ち寄りください」と呼びかける徳田秀子・代表取締役

「畳の間もつくったので気軽にお立ち寄りください」と呼びかける徳田秀子・代表取締役

徳洲会グループの有限会社ソフィア・インター・ナショナルは10月29日、徳之島天城(あまぎ)町でグループホーム(GH)ゆいの家(2ユニット=定員18人)の竣工祝賀会を開催した。同法人が手がけるGHとしては島内で3番目、天城町で初。会には来賓の大久幸助・天城町長をはじめ120人が出席した。

冒頭、徳田秀子・代表取締役は「いまや介護は、プロに任せる時代です。当ホームを利用していただくだけでなく、気軽に立ち寄っていただき、地域の交流の場としても利用していただきたいと思っています」と挨拶した。

続いて、施主や設計施工者が挨拶、来賓が祝辞を述べた。乾杯後、同GHの中野加代美管理者が職員を紹介したり、地元の婦人会が料理をふるまったりした。最後に徳田睦男・天城町議会議長による万歳三唱で会は終了。終始、和やかな雰囲気だった。

[新]国会通信
今だから言えること

総選挙の公認証交付後、安倍総裁と固い握手を交わす徳田代議士(自民党本部にて)

総選挙の公認証交付後、安倍総裁と固い握手を交わす徳田代議士(自民党本部にて)

11月14日の党首討論で、自民党・安倍晋三総裁と野田佳彦首相が討論。首相は衆院小選挙区の一票の格差是正と衆院議員の定数削減に協力を求めました。定数削減が今国会でまとまらない場合は来年の通常国会で実現し、その間は歳費を2割削減すると提案したうえ、「必ずやると決断してもらえれば、16日に解散してもいい」と表明。

その解散宣言に先立つ約10日前、国会事務所の執務室に徳田たけし代議士が入った折のこと。代議士は地元秘書に電話をかけ、自信をもって「投票日は12月16日なので、選挙事務所をすぐつくるように」と指示しました。代議士諸氏が「解散はいつ?」と悩んでいるときに、ずばり「16日」といえる、たけし代議士に改めて敬服。
(M)

生命(いのち)だけは平等だ
徳田理事長の1週間(11月2日~11月7日)

2日 9時 笠利病院にて朝礼後、同院職員、グループホーム美笠職員182人と面談、握手し記念撮影。
  12時 特別養護老人ホーム龍郷の里で同施設職員、老人保健施設秋名の郷職員、地域の方156人と面談、握手し記念撮影。
  16時 名瀬徳洲会病院で記者会見。地域の方287人と面談、握手し記念撮影。
3日 9時 名瀬病院で奄美ブロック・四役会議。昼礼後、職員、地域の方150人と面談、握手し記念撮影。
  13時 奄美空港で地域の方46人と面談、握手し記念撮影。
  15時 奄美空港から羽田空港へ。関東ブロック事務(局・部)長21人の出迎えを受け、空港到着口で記念撮影。
5日 14時 齊藤医師、鈴木副理事長、静岡徳洲会病院・桶谷事務局長来室。
  15時 徳田惠子理事来室。
6日 12時 湘南鎌倉総合病院・塩野院長、権藤副院長ほか21人が同院のJCI認証取得の報告のため来室。
  13時 安富祖副理事長、湘南鎌倉病院・大竹腎免疫血管内科主任部長、三浦泌尿器科部長、持田先生来室。
  14時 東京都・猪瀬直樹副知事、木村三浩氏、徳田秀子副理事長来室。
  16時 森ヨシさん、森智香子さん来室。
7日 9時 遊佐看護部統括来室。
  13時 (株)淺沼組・淺沼健一社長、淺沼章之建築事業本部長、山藤隆秘書課長来室。
  20時 東京西徳洲会病院・佐野副院長来室。

11月3日、奄美空港で搭乗した理事長の目に映った窓越しの光景は、「勇気をありがとう! また来てください」の横断幕と太鼓を叩きちぎれんばかりに手を振る島の人たちの姿。機影が消えるまで見送る姿に、故郷は気候も心も温かいと感動しました。

松原・野崎・岸和田・八尾病院
合同勉強会を初開催
中堅看護師を対象に

大阪府にある松原徳洲会病院、野崎徳洲会病院、岸和田徳洲会病院、八尾徳洲会総合病院の4病院は11月3日、中堅看護師を対象に合同勉強会・交流会を初開催した。新人看護師の育成などで活躍が期待される中堅看護師にスポットを当て、モチベーションアップや情報交換などを行った。

相手を褒め、認めることの大切さを説く遊佐・看護部統括

相手を褒め、認めることの大切さを説く遊佐・看護部統括

中堅看護師とは5年以上の業務経験がある看護師を指す。

中堅看護師は臨床現場での高い看護実践能力が求められるとともに、新人看護師を育成する教育担当者としての役割も期待されている。また看護師としての専門性の確立や向上を図っていく重要な時期でもある。

しかし、医療技術の発展などにともない、看護現場では業務の高度化・多様化が進み、日々の業務負担が増加。仕事に対する熱意を維持することが難しいことも多々ある。

そこで、2010年頃から合同の就職説明会などを開き、ともに活動するようになっていた4病院は、合同勉強会・交流会を開くことを企画。他病院の中堅看護師と悩みを共有したり、情報交換したりすることで、自らの成長を実感できる場を設けた。

当日は4病院から約80人が参加。午前中は徳洲会グループ看護部の遊佐千鶴統括が「幸せになる練習~明るく・楽しく・すぐに役立つ~」と題して講演を行った。

このなかで「褒めことばシャワー」というタイトルのセッションを設け、3人1組になって、互いに相手を褒め合うグループワーク(実習)を実施した。

続けて遊佐統括は、「褒め方の心構え」、「効果的な褒め方」など褒めるための具体的なテクニックを解説。「目にとまったところや心に感じたことを、そのままフィードバックしてあげてください」とアドバイスした。この後、「私の看護を語る」をテーマに参加者が各自事前に作成したレポートをグループ内で発表し、聞き手の2人が発表者を褒めるという実習を行った。

こうした実習を行う背景には、「人間は究極的に、他人からの承認(認められること)に幸福を感じる生き物」だという心理学の考え方がある。

褒めることを通じて、他人を承認するというコミュニケーションのあり方を学ぶことが狙いとなっている。

講演後、昼食をとりながら参加者間で親睦を深め、午後からはスペシャルゲストとして吉本興業所属の芸人、シルクさんによるトークショーを開催。美や若さを保つための極意など美容関連の講演を行った。

野崎病院の辻川美代子・看護部長は「遊佐統括の講義内容を早速実践し、役立っています。今回の勉強会を通じて新人ばかりが大切にされているわけではないと感じてもらえたらうれしいですね」と話す。

また、看護師になって12年目という八尾病院集中治療室の坂本景子看護師は、「相手を褒めることで人間関係を築き、後輩を育てていくという遊佐統括の講演はとてもためになりました。褒めて育てること自体は他の研修でも耳にしますが、具体的な方法なども交えてのお話で、とても参考になりました。また、昼食時に他病院の方と交流でき、良い刺激を受けました」と、手応えを示している。

グループワークでは3人1組になり褒める練習を行った

グループワークでは3人1組になり褒める練習を行った

施設便り

第9回ほのか祭り 介護老人保健施設 ほのか(山形県)

第9回ほのか祭りを9月2日に開催しました。瀧澤佐武郎施設長の開会宣言に始まり、入所者様やご家族など約250人に参加いただきました。

運営はボランティアの方々に協力いただいており、酒田北前太鼓振興会を始め、県立遊佐高等学校ソーラン部の迫力ある踊りには、毎年感動させられます。

今年初参加の出羽天神連・群青の華麗な舞と、小学生チアリーダチームのTiny★Starsの元気な踊りも大好評。

ご家族からは、「母にも良い刺激になったと思います」などの感想をいただき、職員一同達成感でいっぱいです。

来年は施設開設10周年です。いっそう気を引き締め、利用者様のたくさんの笑顔にお会いできるよう努力していきます。

ほのか祭り実行委員長・五十嵐秀和

移転後初の健康祭 札幌徳洲会病院(北海道)

札幌市厚別区に新築移転してから第1回目のふれあい健康祭を9月23日に開催しました。さわやかな秋晴れに恵まれ約1200人の皆様に足を運んでいただきました。

健康祭のための無料巡回バスを旧病院との間で運行、多くの方に利用していただきました。

院外では焼き鳥、焼きそば、豚汁などの模擬店やフリーマーケットの出店、野菜・果物の販売を実施。お子さんには風船のプレゼント、ゲームコーナー、金魚すくいが好評でした。

院内では看護師、薬剤師、管理栄養士などによる健康相談コーナーを設置。昨年からの新企画、お子さんを対象にしたキッズユニフォーム(白衣着用)撮影会は親御さんに人気があり、多くの方が記念写真を撮影しました。今年も地域の皆様との貴重なふれ合いの時間を過ごせたと思います。

地域医療連携室・山崎寛史

 

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