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まだまだ未熟な若輩者ですが、小説講座書かせていただきました。
官能小説を書きたい人、エロゲーを作りたい人だけでなく、アダルトゲームやジェブナイル系官能小説に興味がある人なら、楽しく読めるエッセイだと思います。
よろしかったら御緩りとお楽しみください。
序文
 まず最初に一言、官能小説は誰でも書けます。
 本当に誰でも書けるんです。
 さて、私のエッセイに興味を持っていただいてありがとうございます。
 この文章は小説、特にエロティックな官能小説や、アダルトゲームのシナリオを書きたい人向けに、その書き方を紹介したものです。
 きっとこのエッセイを読もうとしている人は、官能小説に興味があるけど、いまひとつ書き方がわからない方や、仲間内でアダルトゲームを作ることになって、シナリオを担当することになった人とか、エロティックなテキストに興味がある方でしょう。
 小説は初めてとかでもまったく問題ありません。書こうとする小説が官能小説でなくてもかまいません。
 この講座は純然たる小説の書き方講座です。そう思って読んでもらってかまいません。
 私は官能小説系の同人サークルを主催していて、今までにいくつかの官能小説や同人アダルトゲームを製作してきました。
 どんなものを書いていたの? と気になる方は目次ページや本分下部にあるリンクをクリックして、私の同人サークルのサイトに行けば作品が見れます。無料で見れる小説もあるので、よろしければ覗いてみてください。
 さて? 行ってきましたか? 見ればわかるとおり大した作品を書いていませんね。
 こんな私でもそこそこに読まれて、毎日少しづつでも読者の方が作品を読むくらいには、官能小説と言うものも、需要がある物なんです。
 気楽に書いてみましょう。こう言うと言葉は悪いですが、この世界、二流三流は当たり前。お金を取るプロにだって貴方や私とそんなに変わらない、ちょっと拙くない? って方がたくさんいます。
 えっ? 一緒にするなって? 失礼いたしました。
 さて。とくにこの講座では官能小説はおろか小説を書くのが始めてと言った方でも、手順にそって、手を動かしていれば小説の形になるように、小説の書き方をマニュアル化して紹介してあります。
 何々? 素人の小説の書き方なんてあてにならない? たしかにその通りです。
 あらかじめネタをばらしてしまうと、私の小説執筆方法はメジャーな小説作法本や小説の書き方を紹介したサイトなどの良いとこ取りです。
 各章において参考にした書籍やサイトも紹介しています。みな実績のある書籍やサイトばかりです。
 まあ、他人のふんどしで相撲をとっている要素が少なからずあることは否定はしませんが、本当にためになる小説の書き方を素人が引用なしで書くことはほとんど無理だと思われます。
 ここでは使えるテクストになれば、それでいいんじゃないかと開き直って、先人の力を拝借させていただこうと思います。
 私は正直にいって要領があまりよくありません、センスにも乏しいし、器用でもありません。こんな私でもなんとか小説が形になるように試行錯誤して、数年かけて考え出した書き方を紹介しています。
 目線は一般の小説講座の執筆者より初心者に近いと自負しています。初心者に近いものだからこそできるアドバイスというものもあると思います。
 小説の書き方なんてモノは本当は人それぞれなんです。同じ人が書いてさえ、小説のジャンルが違えば書き方はまた違います。
 大事なことは試行錯誤して自分に一番合った書き方を自分で見つけることが大事なんです。
 真偽のほどは定かではありませんが、アメリカの超大物小説家スティーブン・キングは、状況の設定が終わったところですぐに小説を書き出すそうです。このキングのやり方を小説を書いたことの無い初心者にやらせてみれば、間違えなく終わりまで書ききることなく頓挫するか、めちゃくちゃな内容の小説になるでしょう。
 良い小説を書く書き方、ではなく初心者がちゃんと小説を書けるようにする書き方というものはきちんと存在します。
 今回紹介する書き方の基本コンセプトはちゃんと書ききれる小説の書き方です。
 そのために必要な事柄をポイントを絞って紹介しています。(といっても十分な量ですが)
 必要最低限の事柄を覚えて、いざ小説を書き出してみれば、意外に自分が小説を書けることにびっくりするかも知れません。
 あるいは自分の書いた悪文に辟易するかもしれませんね。そう言う時は直せばいいんです。
 小説を書くと言う行為は意外と人間の根本的な能力とつながりが深いんです。小説を書く能力は誰にでも有ります。少なくとも私はそう信じています。
 その反面。小説の書き方やそのコツなんて、一冊の本じゃ書ききれないくらい無数の手法があるんです。知れば知るほどに奥深い世界です。
 もっとステップアップしたい人や詳細な小説作法を知りたい人はこの講座を読んだ後、エッセイの最後にあるブックガイドの本へと進んでみたり、小説作法を紹介しているサイトなどへ行ってみてください。
 では、はじめてみましょう。
同人サークルぶるずあい


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