路線バス旅番組で人気急上昇…今、太川陽介がなぜウケる?
2013年11月23日 掲載
懐深いキャラと評判/(C)日刊ゲンダイ
テレビ東京の「ローカル路線バス乗り継ぎ 人情ふれあい旅」で蛭子能収(66)とのコンビが大人気で、テレ東の看板番組になりつつある。同番組は07年10月に特番としてスタート。10年2月に放送された「冬の奥州街道編」が11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、このあたりから勢いがつき始め、12年9月に放送された「松阪~松本編」は12.8%を叩き出した。今年は3回放送され、1月の「東京~新潟編」が13.2%、4月の「名古屋~能登編」が12.2%、8月の「米沢~大間崎編」が13.2%と、お粗末な連ドラ以上に高視聴率になっているのだ。
テレ東はゴールデンの平均が7%程度。その中で、十数%を記録する同番組はまさにキラーコンテンツ。
何が面白いのか。例えば、翌日、始発バスを使おうとすると蛭子が「早いから嫌だ」と駄々をこねる。また、蛭子がバスに乗っていて「ここで降りて温泉に入りたい」とムチャぶりをする。これに対して太川が切れずに対応し、蛭子を説得する。一方で、蛭子のわがままにブチ切れて「うるさい」と蛭子を怒鳴ったり。そして、この珍道中で結果的に目的地にたどり着けるか――。
「暴風・豪雪の中、どこのルートに入って、抜け出すにはどうしたらいいのか。予測できない面が受けている。ごねる蛭子をなだめすかす太川の懐の深さも受ける要因になっているのではないか」(芸能評論家の金沢誠氏)
ところで、視聴者のもうひとつの関心は何日もかけて移動する出演者のギャラではないか。
「太川のギャラは推定40万円程度。日にちがかかる割には廉価で、蛭子30万円、マドンナと呼ばれている女性タレントが20万円程度とか。制作費は他に3泊4日の交通費や宿代などだから費用対効果は抜群の番組です」(制作関係者)
太川・蛭子のコンビで他のバラエティーに出ることも増え、凸凹コンビにブレークの予感。