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【プロ野球】

マーが社長と会談 クリスマス前がデッドライン  

2013年11月23日 紙面から

立花社長との会談を終えた楽天・田中=仙台市内で(竹村和佳子撮影)

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 楽天・田中将大投手(25)と立花陽三球団社長が22日、仙台市内の球団事務所で会談。立花社長は「ポスティングシステム(入札制度)がなくても自由契約で海外に行けるという一部報道もあるが、リスクが高く難しいというのが私の理解。制度が決まらなければ(メジャーには)行けないという認識」と発言した。新制度成立に向けた日米間の交渉が破談となれば、田中の米移籍もご破算ということだ。

 この日仙台に帰り、立花社長と約20分間会談した田中は「今季お疲れさまってことと(入札制度の)現状の話を聞いただけ。知らないこともいっぱいあった」と話し、日米間の交渉が長引いていることについては「ノーコメント」を通した。

 双方「話し合うのは制度が決まってから」という姿勢は変わらず、意思確認は行わなかったというが、立花社長は「時間が重要」と、長引くことへの不安を明かした。

 「うちの編成や田中のコンディションの問題もある。ウインターミーティング(12月9日から4日間)の頃まだ交渉していて1月に入ってからスタート、2月のキャンプインの頃になに(入札)か、というのは現実味がないと思う」

 米国がクリスマス休暇に入る前が、判断のデッドラインになりそうだという認識を示唆した。交渉が長引けば、田中の今オフ中のメジャー移籍が流れる可能性も出てきた。 (竹村和佳子)

 

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