里中綾子の　気分はサニーデー♪

11月27日は、松阪の一年に一回、毎年11月の最終日曜日に開かれる、
「松阪牛まつり・松阪肉牛共進会」でした。

普通の松阪牛よりさらに長期肥育された(900日以上！)、
“特産松阪牛”の、その年のクイーンを決める大会です。

事前の予選会で選ばれた50頭のなかから、
さらに選ばれた4頭が、優秀賞1席～4席となり、
優秀賞1席=クイーンというわけです。

そして、褒章授与式(表彰式)のあとに、すぐにセリ市がはじまり、
50頭が次々にセリにかけられ・・・
その様が公開されるのですが、
最後のクイーンにいかほどの値がつくかが、最大の見どころです。

このクイーンの値段は、全国ニュースでも流れたりしているので、
ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。



バブルのころについた、今までの最高値は5000万円だそうですが、
それはさすがにとはいえ、ほかの牛が数百万円のところ、
クイーンはなんと、2010万円！！

ご祝儀価格だからといっても、やはりすごい～♪

すごいというか、単位が大きすぎて、もはやよくわかりません＾＾；



ただ、特産松阪牛を育てるのには、時間も費用もかかるので、
費用対効果でいうと、ほとんど採算がたたないくらいなんだけれど、
松阪の大切な伝統と技術を守り続ける、という職人魂により、
飼育を続けているんだそうです。


900日以上というと、2年半以上。

子供のようにかわいい、と飼育農家さんがおっしゃってましたが、
いろんな想いを抱えつつ、その日を迎えられているのでしょう。



写真上3枚は、審査風景(一次審査→二次審査→最終審査)、
セリの購買者のお名前、セリ段。

ダチョウ倶楽部の寺門ジモンさんのお名前も。
ちなみにジモンさんは、左の段、手前から二列目・真ん中の赤い服の方です。


当日は2000人無料すき焼き鍋や、
ドラマのモデルになった、三重県立相可高校食物調理課の特産松阪牛弁当、
松阪飯南深蒸茶、七輪でやく松阪肉コーナー、地域の特産品販売などなど、
さまざまなイベントもありましたが、
恒例の、“松阪モーモー体操　ママと子牛のGOGO”、
ラストは、大盛り上がりの、“餅まき”が行われました。


写真下２枚は、おぼつかない動きながら、
フィットネスクラブアミーの皆さんと一緒に体操をしている私、
餅まき直前、血気にはやる皆さんを前に挨拶をされている、山中光茂松阪市長。
右側は、優秀賞1席に輝かれた、飼育農家の多気町の畑敬四郎(はたけいしろう)さん、
左は私。


この日かなりの量のお餅が撒かれたのですが、
これはすべて、畑さんの“ふるまい”なのです。

う～ん、かっこいい。

畑さん、本当におめでとうございます！