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事件
【衝撃事件の核心】過ぎ去った「X-DAY」 「黒子のバスケ」脅迫犯はまた沈黙するのか
警備厳しく断念? 次のアクション模索も
「犯人側はそれぞれの企業の判断を見極めた上で、次にどういうアクションを起こすかを模索している可能性が高い」。企業の対応が分かれていることに、臨床心理士の長谷川博一氏はこんな見方を示す。
長谷川氏は昨年12月の産経新聞紙上で、犯人側の動機を「黒子のバスケが好きな漫画をまねしたと勝手に思い込み、逆恨みをした可能性がある」と指摘。これに対し、犯人側は10月15日の脅迫文で《全くの的外れ。絶対にわしらみたいなクズのことは分からん》と反論している。
長谷川氏は改めて犯人像を「否定されることを嫌う自己愛の強い人物」と推察した上で、「このままでは『実際には何も行動できなかった小心者』という印象を世の中に与える。何も起こさずに収束するとは思えない」と分析する。
犯人側は「毒入り菓子」が見つからないことを店側の見落としと主張しているが、「本気なんだということを世の中に知らしめたいという自己実現の欲求の高さの表れ。Xデー当日も、何らかの行動に出ようと思ったが、警備などが厳しく断念したとみたほうがいい」(長谷川氏)。
さらに、「いわゆる『不言実行』ではないが、世間の関心を集める犯罪を起こした後に、『あれは実は自分がやったんだ』と宣言する方法を取るかもしれない」と警鐘を鳴らす。
長谷川氏は11月1日と7日、短文投稿サイト「ツイッター」で、犯人側へのメッセージを書き込んだ。
《最愛の人物を奪われた絶望から自死が頭を占領しているだろうが、その前に連絡を待つ。未来は予想の及ぶところではないから未来なのだ》(1日)
《「救いたい」と言ったら拒否するだろうが、私への連絡を待つ》(7日)
犯人側からの反応は今のところないという。。
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