Microsoft 技術情報

コンポーネントデザイナー

ここではinf fileをコンポーネントデザイナーにインポートしWindows® XP EmbeddedのComponentとして利用する手順を紹介します。
なお、このWEBページで使用しておる< font color="#FF0000">"TweakUI"ファイルはこのページから入手できます
ダウンロードしたファイル(Tweakui.exe)は適当なフォルダ(ここでは"C:\USERS")に保存して下さい
無事にダウンロードできたら次の手順でコンポーネント化します

SLD Fileの作成(Tweak UIのComponent化)

Explorerで"Tweakui.exe"を保存したフォルダを開きます
"Tweakui.exe"を選択しダブルクリックし解凍して下さい
("TweakUI.exeは自己解凍形式になっています)

解凍先を聞いてくるので"C:\USERS\TweakUI"を指定します
[Unzip]ボタンをクリックし解凍して下さい

Component Designerを起動します
メニューより、[スタート] -> すべてのプログラム -> Microsoft Windows Embedded Studio -> Component Designerの順で起動します

Component Designerが起動したら
メニューより、File->Importを選択し、"*.inf" ファイルを読み込みます

先ほど解凍したフォルダに移行します
ファイルの種類(T):
"Setup information file (*.inf)"に変更し、
"tweakui.inf"を選択し、[開(O)]をクリックします

INF Processing Optionsダイアログが表示されます
Parsing Optionsから◎Automaticを選択します
[ OK ]をクリックし"*.inf"ファイルの読み込み準備をします

Import Fileダイアログが表示されます
まず、Log file:の保存先を指定して下さい
 ここでは"C:\USERS\TweakUISLD.log"を指定しています
指定したら[Start]をクリックし読み込みを開始します

読み込みは使用マシンにもよりますが、数分から十数分かかります
無事、読み込みが完了すれば左図のようなメッセージが表示されます
[Close]をクリックし"Import File"を終了して下さい

左図は"TweakUI.inf"を読み込み取得したレジストリ情報です
この様に自動でレジストリ情報ファイル情報が読み込まれます
ファイル情報なども確認してみて下さい

次にRepositoriesを追加します
左図の様に、左ウィンドウのツリーから
"Repositories"を選択し、マウスの右ボタンをクリック -> [Add Repository]を選択します

新しく"Repository"を追加したら、追加した"Repository"を編集します
詳細はここ

次に"Component"情報を編集します
詳細はここ

メニューよりFile -> Save As...を選択し作成したファイルを保存します

保存先は"C:\USERS"を選択し、名前は"tweakui.sld"とします
準備ができたら[保存(S)]をクリックし、ファイルを保存して下さい

Component Databse Managerを起動します
メニューより、[スタート] -> すべてのプログラム -> Microsoft Windows Embedded Studio->Component Database Managerの順で起動します

左図が"Component Databse Manager"の画面です
中央の[Import...]をクリックします

"Import SLD"画面が表示されるので、
画面右上の[...]をクリックし、読み込むファイルを指定します

今回は作成した"tweakui.sld"ファイルを指定します

保存場所は"C:\USERS"で、ファイル名は"tweakui.sld"です
正しく指定したら[開く(O)]をクリックします

SLD file:にC:\USERS\tweakui.sldが指定されていること
ダイアログ下、左側の[レ]Copy repository files to repository rootがチェックされていることを確認して下さい
ダイアログ下、中央の[Import]をクリックします

左図のように読み込みが成功すればOK
[Close]をクリックし処理を終了します

ターゲットデザイナーを起動します

File/Newを選択し新しいイメージを定義します

特に保存等はしないので適当(test)な名前を付けて下さい

左図はターゲットデザイナーの画面です
図のように"Tweak UI Control Panel Applet"が組み込まれていることを確認して下さい

追加した"Tweak UI Control Panel Applet"を選択し、マウスの右ボタン ->

Component Help"を選択します

下図の様に、今回追加した"tweakui.html"が表示されるはずです

tweakui.html