光る水族館:キラリ クジラ跳ね 大阪・海遊館

毎日新聞 2013年11月23日 10時37分(最終更新 11月23日 17時08分)

海遊館で始まったイルミネーション=大阪市港区で2013年11月22日午後5時28分、長谷川直亮撮影
海遊館で始まったイルミネーション=大阪市港区で2013年11月22日午後5時28分、長谷川直亮撮影

 大阪市港区の水族館「海遊館」と周辺一帯で22日、恒例の夜のイルミネーション点灯が始まった。9年目の今年は、これまでで最多の約100万個の発光ダイオード電球などを使用。海の生物などをかたどった作品群に色とりどりの光がともり、訪れた人々が幻想的な雰囲気を楽しんだ。

 今年の目玉は、海遊館の壁面にあしらったシロナガスクジラ(高さ約20メートル)。青や金に色を変えながら光る無数の電球で海から跳ね上がる様子を表した。ジンベエザメやペンギンのオブジェ、樹木などにもイルミネーションが施され、別世界が広がる。カップルで訪れた奈良県橿原市のアルバイト、松井範子さん(24)は「神秘的な雰囲気に魅了された。来年も2人で見に来たい」と声を弾ませた。

 イルミネーション点灯は来年3月2日までの午後5〜10時(閉館は午後8時)。【千脇康平】

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