子ども同士による性虐待が増加傾向 過去3年間で約1500件も

2013年11月23日 14時36分 (2013年11月24日 03時23分 更新)

恐るべき子どもたち…。

東亜日報の報道が、韓国国内に衝撃を与えている。同メディアによれば韓国社会問題調査チームは、過去3年間での児童間での性被害事例が1500件にものぼり、年々増加する傾向を見せていると報告したという。

「ママ、おなかの下が痛い…」

今年1月、京畿道の市保育園に通う6歳のAちゃんは下腹部の痛みを母親に訴えた。医師の診察したところ、下半身に複数の裂傷を発見。Aちゃんに聞いたところ、同じ保育園の児童が犯人だったことが判明した。加害児童とその親が謝罪したが、3ヶ月後にAちゃんは再びこの子に襲われることになる。この児童は強制退所となった。

しかし驚くべきことに、Aちゃんは再び被害を受けることになる。この保育園の6歳の児童2人がAちゃんに同様の事を行っていることが発覚した。

保健福祉部傘下の保育所の被害事例にはまだ多数このような例がある。江原道では8歳の男の子が6歳の女の子を押入れにとじこめて“行為”を行おうとした例、仁川では、6歳の男の子が同年齢の友人の服をはぎ、手と足をひもで縛って虐待を加えようとした例など、枚挙にいとまがないという。

調査チームのデータによれば、3~9歳の子供同士での被害事例は、2011年456件、2012年531件、2013年8月現在、450件で1437件発生。 ‘被害”を経験した子の親たちは、ほとんど施設の管理不良を指摘している。また韓国内では幼児用の性教育の必要が叫ばれているという。

文/戸餅優子
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