研究テーマ
現代文化をキッチュとレアリスムをキーワードに分析する
主な大学院担当科目
文化理論研究演習,地域文化研究特論Ⅴ,研究論文指導
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受験生・学生へのメッセージ
人間は五感で受け取った情報を加工して世界をイメージして生きている。言語や画像はそうした「加工」の最良の道具であり,まさにそれが文化を形作っている。それは,世界を解読するのを容易にすると同時に,知覚を習慣化させ,鈍化させもする。そこで既成の加工法を再活性化させる役割をもつのが芸術だろう。人間はいかに世界をイメージしているのか,それを研究していくと,あらゆるものが新たな様相をおび,ぞくぞくするほど面白くなってくる。
主な著書・論文
『「ヌーヴォー・ロマン」とレアリストの幻想—フランス文学にみるキッチュの連環』(明石書店・2005年)
『ケベック文学研究—フランス系カナダ文学の変容』(御茶ノ水書房・2003年)