秘密保護法反対! 廃案訴え河原町をデモ行進
国家機密漏えいの罰則強化を掲げる特定秘密保護法に反対する街頭演説会とデモ行進が22日夜、京都市中京区の市役所周辺で行われた。約300人の参加者が「国民の知る権利を奪い、戦争の道につながる法案を廃案にしよう」と訴えた。
京都総評や京都民医連などでつくる実行委員会が企画した。
はじめに、市役所前で京都総評の吉岡徹議長が「この法律が国の安心安全を補完すると政権は説明するが、国民全体を政府の監視下におくものだ」と強調し、新聞記者や弁護士が「権力の不正を暴く報道のもとになる内部情報を封印する」「自由や人権を守るために必要な、国家権力を監視する『知る権利』を奪う」と法案の危険性をアピールした。
その後、河原町通の御池-四条間をデモ行進し「国民の目、耳、口をふさぐな」とシュプレヒコールして、通行人に反対を呼び掛けた。
【 2013年11月22日 23時00分 】