キャンギャル起用中止の理由…東レ寝耳に水の“事務所二股疑惑”

２０１４年東レ水着キャンペーンガール起用中止になった森友里恵 Photo By 共同

　東レが２２日、２０１４年の「東レ水着キャンペーンガール」に選出したばかりの森友里恵（２０）の起用を中止することを発表した。所属事務所で移籍問題に関するトラブルがあり、契約を見送ったという。後任は起用せず、公募方式となった１９８１年以降で初めての空席となる。

　東レ広報室によると、森が所属する芸能事務所と起用に関する契約を締結、活動を開始していたが、今週になり別の芸能事務所から「うちのモデルだ」という趣旨の連絡があったという。

　東レ側にしてみれば、寝耳に水の“二股疑惑”。森のブログを確認したところ、後者の事務所に所属しているとの記載があった。ところが、この事務所とは連絡が取れなかったため、問題が長期化する懸念もあることから「活動を円満に遂行することは困難」であると判断。起用中止を決定したという。１０月３１日に都内で行われたお披露目会で森は「スーパーポジティブな性格を生かして（ＰＲに）貢献したい」と抱負を語っていた。

　数多くの女優やタレントを輩出し注目の「登竜門」として注目度が高い東レのキャンギャル。広報室は「大変残念。再発防止について、これから協議したい」。１４年シーズン（９月〜１４年８月商戦）は、水着キャンギャルなしで展開していく。