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科学
アイソン彗星、20日ごろから肉眼で観察可能に 日の出前、東の空に
国立天文台の渡部潤一副台長は「急な増光現象は一時的なものとみられるが、国内では平成9年のへール・ボップ彗星以来の長い尾を持つ“彗星らしい彗星”になりそう」と期待する。
アイソン彗星が見えるのは日の出前の東の空で、最接近に向けて徐々に明るくなる見込み。ただ位置が低いため、高台など地平線付近まで見える場所でないと観察できない。最接近の前後数日は地平線の下に隠れてしまう。
12月は太陽から離れて暗くなっていくが、見える位置は高くなる。彗星の尾は太陽への最接近以降の方が鮮明になる傾向があり、最も見やすいのは7日ごろから15日ごろまでと渡部氏は予想している。
日中は空が明るく見えない上、すぐ近くの太陽が視界に入って目を痛める恐れがあり、専門家は観察しないよう呼びかけている。
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