科学アイソン彗星、20日ごろから肉眼で観察可能に 日の出前、東の空に+(2/2ページ)(2013.11.18 15:00

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アイソン彗星、20日ごろから肉眼で観察可能に 日の出前、東の空に

2013.11.18 15:00 (2/2ページ)宇宙
岡山県美作市で撮影されたアイソン彗星=16日午前5時27分(露出時間は30秒、倉敷科学センター提供)

岡山県美作市で撮影されたアイソン彗星=16日午前5時27分(露出時間は30秒、倉敷科学センター提供)

 国立天文台の渡部潤一副台長は「急な増光現象は一時的なものとみられるが、国内では平成9年のへール・ボップ彗星以来の長い尾を持つ“彗星らしい彗星”になりそう」と期待する。

 アイソン彗星が見えるのは日の出前の東の空で、最接近に向けて徐々に明るくなる見込み。ただ位置が低いため、高台など地平線付近まで見える場所でないと観察できない。最接近の前後数日は地平線の下に隠れてしまう。

 12月は太陽から離れて暗くなっていくが、見える位置は高くなる。彗星の尾は太陽への最接近以降の方が鮮明になる傾向があり、最も見やすいのは7日ごろから15日ごろまでと渡部氏は予想している。

 日中は空が明るく見えない上、すぐ近くの太陽が視界に入って目を痛める恐れがあり、専門家は観察しないよう呼びかけている。

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今月8日に撮影されたアイソン彗星(県立ぐんま天文台提供)
石垣島天文台の「むりかぶし望遠鏡」がとらえたアイソン彗星=10月28日、沖縄県石垣市(石垣島天文台提供)

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