2013年11月22日13時06分
特定秘密保護法案をめぐる修正協議で、自民、公明両与党と合意した日本維新の会は22日午前、総務会を開き、合意を了承した。これに先立つ国家政策部会で修正案についての賛否を投票した結果、27対23でわずかに賛成が上回った。ただ、与党が目指す26日の衆院通過には反対する。民主党は幹部会合を開き、自公と維新、みんなの4党修正案について「不十分だ」との認識で一致した。
維新は修正協議で、秘密指定できる行政機関の絞り込みや、原則として60年をすぎれば公開することなどを掲げた。だが与党から譲歩を得られず、党内から「後退した」と妥協したとの批判が出ていた。
修正協議担当の藤井孝男・国会議員団総務会長は総務会後、記者団に「与党が26日にこだわって強行採決するなら賛成しかねる。修正案を出せない状況になる」と与党側に慎重審議を求めた。
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