東京電力は22日、福島第一原発4号機の使用済み燃料プールから取り出した核燃料を、共用プールに移し替える1回目の作業を終えた。22体の燃料集合体を輸送容器から取り出し、共用プールに収めた。共用プールの燃料取り扱い装置は自動で運転ができるため、4時間余りで終わった。

 東電は今後、輸送に使った容器の除染を進める。また、一連の作業手順について検証し、2回目以降の燃料取り出し作業を始める。