
講演するダライ・ラマ14世=23日午後、京都市の京都精華大
来日中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が23日、京都市の京都精華大で講演し「中国の多くの教養人は、自由の必要性について声を上げている。温家宝前首相も中国に自由と民主主義が必要と表現していて、これも一つの大きな変化」と指摘した。
「世界を自由にするための方法」をテーマに講演し、学生ら約1600人が参加。ダライ・ラマ14世は「21世紀を平和にするには、対話の世紀としないといけない」と世界規模での武装解除が必要とした上で、日本が指導的な役割を果たすよう期待を述べた。