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国民医療費 技術高度化で過去最高
11月17日 6時57分

国民医療費 技術高度化で過去最高
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国民が、医療機関で病気やけがの治療を受けるのにかかった費用の総額を示す「国民医療費」は、平成23年度、38兆5800億円余りと5年連続で過去最高を更新し、厚生労働省は、医療技術の高度化も大きな要因として考えられるとしています。

厚生労働省のまとめによりますと、平成23年度の「国民医療費」は38兆5850億円で、前の年度に比べて1兆1648億円、率にして3.1パーセント増え、5年連続で過去最高を更新しました。
国民1人当たりでみますと、前の年度より9700円増えて、30万1900円で、昭和29年度に統計を取り始めて以降、初めて30万円を超えました。
年代別では、▽0歳から14歳が、5100円増えて、14万8700円、▽15歳から44歳が、3500円増えて、10万9600円、▽45歳から64歳が、7500円増えて、27万5700円、▽65歳以上は、1万8200円増えて、72万900円と、いずれも増加しています。
医療費の増加が続いていることについて、厚生労働省は、高齢化の進展に加えて、医療技術の高度化によって、高額な費用がかかる治療が行われるようになってきたことも、大きな要因として考えられるとしています。

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