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'13/11/23

東電、福島に最新石炭火力 三菱グループと共同建設へ


 東京電力が三菱重工業など三菱グループ3社と共同で福島県に最新鋭の石炭火力発電設備を2基建設することが23日、分かった。出力は計約100万キロワットで、原発1基分に相当する。2020年ごろの運転開始を目指す。

 建設工事や運転開始後の保守管理業務を通じて雇用を創出し、福島第1原発事故で被害を受けている地域の復興を支援する狙いもある。

 新しく発電設備を建設するのは、東電や東北電力が出資する常磐共同火力(東京)の勿来発電所(福島県いわき市)と、東電の広野火力発電所(同県広野町)の敷地内。出力約50万キロワットの設備を1基ずつ建設する。

 三菱グループからは重工のほか三菱商事、三菱電機が出資し、投資額は約3千億円の見込み。




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