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「中国に親しみ感じない」80%超す11月23日 17時47分
内閣府が行った世論調査によりますと、中国について「親しみを感じない」「どちらかというと親しみを感じない」と答えた人は合わせて80.7%に上り、日中関係が冷え込むなか、これまでで最も高くなりました。
内閣府は外交に関する国民の意識を把握するため、9月26日から先月6日にかけて、全国の20歳以上の男女3000人を対象に世論調査を行い、61.6%にあたる1848人から回答を得ました。
それによりますと、中国について「親しみを感じる」と答えた人は3.6%、「どちらかというと親しみを感じる」は14.5%でした。
一方「親しみを感じない」と答えた人は45.1%、「どちらかというと親しみを感じない」は35.6%で、合わせて80.7%に上り、沖縄県の尖閣諸島を巡る問題などで日中関係が冷え込むなか、去年を0.1ポイント上回って、これまでで最も高くなりました。
また、韓国について「親しみを感じる」と答えた人は8.4%、「どちらかというと親しみを感じる」は32.3%だったのに対し、「親しみを感じない」は26.4%、「どちらかというと親しみを感じない」は31.7%でした。
今回の結果について外務省の担当者は、「中国や韓国に対する国民感情は依然として厳しいが、日本にとっては重要な近隣国であり引き続き関係改善に努めていきたい」としています。
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