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米 石碑設置で日韓に対話促す11月23日 10時2分
韓国が、初代韓国統監を務めた伊藤博文元総理大臣を暗殺した韓国の独立運動家の石碑の設置を中国国内で進めていることについて、アメリカ国務省の報道官は「建設的な日韓関係が地域の平和と安定に必要だ」と述べ、日韓両国に対話を通して歴史認識に関する問題を解決するよう促しました。
韓国は、日本の初代総理大臣で初代韓国統監を務めた伊藤博文を暗殺した韓国の独立運動家、アン・ジュングンの石碑を、中国政府の協力の下、暗殺の現場となったハルビン駅に設置する作業を進めています。
これについて、アメリカ国務省のサキ報道官は22日の記者会見で、「アメリカは日韓両国に対して対話を通して歴史認識に関する問題を解決するよう求めている。両国の建設的な関係は地域の平和と安定に必要で、アメリカの国益にもつながる」と述べ、両国に対話による問題の解決を促しました。
アメリカは、アジアの重要な同盟国である日本と韓国との3か国の協力を強化することで、この地域で存在感を増す中国に対抗していく方針で、今後も日韓両国の関係改善に向けて働きかけを強めることにしています。
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