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【大リーグ】

和田、オリオールズ退団へ GMが再契約せずと明言

2013年11月23日 紙面から

 和田、結局退団−。オリオールズのデュケット球団副社長兼GMは21日、今季が2年契約の最終年だった和田毅投手(32)と再契約しないと明かした。球団地元放送局MASN(電子版)が同日、「オ軍での和田のキャリアは終わった。われわれは別の道を歩むことになる」などの談話とともに報じた。

 和田は2011年12月14日に2年総額815万ドル(当時約6億5200万円)、14年契約(年俸約5億円)は球団側が選択権を持つという条件でオ軍入りした。先発陣立て直しの期待がかかったが、12年の春季キャンプ中に左肘の靱帯(じんたい)断裂が判明。5月に靱帯修復手術を受け、同年をほぼ棒に振った。

 完全復活を期した今季は故障者リスト入りした状態で傘下3Aノーフォークで調整を続けたが、最後までメジャーでの登板機会はなかった。ノーフォークでは今季、登板19試合で5勝6敗、防御率4・03も、最後の7試合中6試合で2失点以下と好投した。

 オ軍は当初、14年契約こそ見送ったものの、マイナー契約での残留を示唆。しかし、同GMは「残念だが、彼は本来の姿を取り戻せなかった。“次”に進む時期」と方針転換した。

 和田は今後はFAとなるがメジャー実績のない来季33歳の投手がメジャー契約を勝ち取ることは難しく、日本球界復帰も含め、決断を迫られることになる。

 

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