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猪瀬知事「1億円の要求は一切無い」
11月23日 14時49分

猪瀬知事「1億円の要求は一切無い」
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東京都の猪瀬知事は去年の知事選挙の前に大手医療法人「徳洲会」グループ側から5000万円を受け取っていた問題で、「猪瀬知事から1億円のお願いがあった」と関係者が証言していることについて、「それは一切ありません」と述べ、みずから資金を要求した覚えはなく、あくまでも徳洲会側からの申し出で受け取ったという認識を示しました。

猪瀬知事は初当選した去年12月の知事選挙の告示日直前に、「徳洲会」グループから5000万円を受け取り、ことし9月に徳洲会が東京地検特捜部などの強制捜査を受けたあと全額を返却していました。
この経緯について関係者によりますと、徳洲会の徳田虎雄前理事長が、次男の徳田毅衆議院議員から「猪瀬さんが『1億円をお願いしたい』と言っている」と伝えられ、「5000万円で対応しろ」と指示していたということです。
これについて猪瀬知事は防災訓練のあとの報道陣の取材に対して「それは一切ありません。こちらから金額を要求した事実は100%ありません」と述べ、みずからが資金を要求した覚えはなく、あくまでも徳洲会側からの申し出で受け取ったという認識を示しました。
また徳田毅議員との間で、受け取る金額について話し合いは一切なかったのかという質問に対して猪瀬知事は、「特にありません。ない」と答えました。
さらに、受け取った5000万円は選挙のためではなく、個人の借入金だと繰り返し説明していることについて理解が得られるのか問われると、「すぐに現金を返すと徳洲会側に伝えたことや、みずからの選挙の責任者や会計責任者に、金を借りている事実を一切伝えていないことははっきりしている」と述べ、理解されるのではないかという認識を示しました。

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徳洲会側「猪瀬知事が1億円お願い」 (11月23日 4時50分)

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