日本版NSC:事務局に民間人も登用へ
毎日新聞 2013年11月19日 18時27分(最終更新 11月19日 22時10分)
菅義偉官房長官は19日の参院国家安全保障特別委員会で、国家安全保障会議(日本版NSC)の事務局にあたる国家安全保障局について、「専門的知見を幅広く活用できるような方策を検討していきたい。民間から(の採用)は公募も考えている」と述べ、民間人も職員に登用する方針を明らかにした。
これに関連し、森雅子特定秘密保護法案担当相は「職員が特定秘密の取扱者となる場合には、民間から登用されたかどうかにかかわらず、適性評価が前提になる」との認識を示した。
NSCの議事録作成や公表について、菅氏は「法案が成立、施行された後に具体的に検討したい」と説明し、検討段階に至っていないことを認めた。
公明党の河野義博氏らの質問に答えた。【朝日弘行】